Mars&Jupiter

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アマン・アガジコフのヴァイオリンと管弦楽のための協奏詩を聴きながら二俣川から鶴ヶ峰まで歩く

2010-05-04 06:43:13 | 古典~現代音楽ロシア編
昨日は二俣川から鶴ヶ峰まで歩きました。
途中聴いたのは1937年生まれのアガジコフ(AGADZHIKOV)の作品。
解説書から見ると彼は中央アジアのトルクメン出身のようで、
1957年からモスクワ音楽院で作曲を学んだようだ。
トルクメン出身の映画監督ハルマメド・カカバエフの映画「息子」や、
バイラム・アブドゥライェフの映画「ヤンディム(失意、失恋の意味か?)」の
音楽など愛国主義的な物語をもとにした映画音楽などを手がけ、
オペラ、バレエ音楽の他、7つの変奏曲(1962)などピアノ作品も残したようだ。
聴いたCDは、ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮、
モスクワ放送交響楽団の演奏によるものを聴いた。

ヴァイオリンと管弦楽のための協奏詩は、1969年作曲された。
強烈な一音がトッティで奏されたあと、ヴァイオリン独奏が入り、
オーケストラの短い演奏のあと、ヴァイオリン独奏により主題が奏される。
この民族主義的な旋律は、何度も曲の中で登場し、展開されていく。
ヴァイオリン・ソロを中心に情熱的な音楽が展開され、
再現部の前にヴァイオリン・ソロによるカデンツァが置かれている。
カデンツァが終わるとオーケストラが主題を再現し、
ヴァイオリン・ソロがそれに絡み合っていく。
最後再びヴァイオリンが主題を奏で、強烈な一音で突然終わる。

昨日は結婚記念日だったので、自宅でワインを飲みながら、
ローストビーフとロックフォールやエポワスなどのチーズを食べ、
至福の時間を過ごしたのだが、エポワスの味は懐かしかった。

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