Mars&Jupiter

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フランツ・イグナーツ・ベックの交響曲変ロ長調作品3の2(Callen 14)を聴く

2017-09-28 06:16:31 | 古典~現代音楽ドイツ編
今回取り上げるのは、1734年生まれのベックが、
作曲した交響曲変ロ長調作品3の2(Callen 14)である。
今回聴いたCDはケヴィン・マロン指揮、
トロント・カメラータの演奏による。
第一楽章アレグロ・コン・スピリートは、
弦楽器による生き生きとした旋律で始まる。
それに木管楽器や金管楽器も絡んでいく。
木管楽器の絡むところが甘美な感じでいい。
第二楽章ラルゴは、優雅な旋律でゆっくりと始まる。
弦楽器のみにより奏でられていく旋律は、
やや憂いも感じさせ叙情的である。
第三楽章メヌエットⅠ&2は、
弦楽器と管楽器による舞踏的な旋律で始まり、
優雅さとともに華やかさを感じる。
もう一つが木管楽器を中心とした舞曲風の旋律である。
第四楽章プレスティシモは、軽快な旋律で始まる。
弦楽器の旋律に木管楽器や金管楽器も絡んで、
明るく生き生きとした感じの主題が、
展開されていく中で叙情的になるが、
再び明るさを取り戻して、最後は力強く終わる。
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