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Mars&Jupiter

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ハヴァーガル・ブライアンの交響曲第27番ハ短調を聴く

2016-09-15 07:11:29 | ハヴァーガル・ブライアンの作品
今回取り上げるのは1876年生まれのブライアンが、
1966年から67年に作曲した交響曲第27番ハ短調である。
演奏はマーティン・ブラビンズ指揮、
ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団によるものである。
第一楽章レント-アダージョ・ジョコーソ・エ・マルカート-モデラートは、
フルートやファゴットなど木管楽器中心に旋律が奏でられて始まる。
そして弦楽器が力強い主題を奏でていき、木管楽器が絡んでいく。
そのあとフルート独奏が活躍する部分があり、そのあと弦楽器が引き継ぐ。
そして打楽器と金管楽器が加わり、荒々しい感じになり、
盛り上がりをみせたあと、最後は穏やかに終わる。
第二楽章レント・マ・ノン・トロッポは、
弦楽器でゆったりと始まり、金管楽器や木管楽器が絡んでいく。
後半では穏やかに弦楽器が奏でる旋律に打楽器や金管楽器が加わり、
いったん盛り上がりをみせたあとは再び穏やかになって終わる。
第三楽章アレグロ・コン・アニマは、ホルンの旋律で始まり、
木管楽器や弦楽器が加わっていき、様々な楽器に受け継がれる。
やがて、打楽器と金管楽器で荒々しい感じになったあと、
いったん穏やかになり、荒々しい部分と穏やかな部分が交互に現れる。
舞踏風な旋律が奏でられ、木管楽器を中心とする牧歌的な部分を経て、
徐々に金管楽器と打楽器を中心に盛り上がりをみせたあと静まり、
フルート独奏が入り、最後は穏やかに終わる。