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Mars&Jupiter

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アントン・ブルックナーの交響曲第8番ハ短調を聴きながら、片倉町から和田町まで歩く

2016-01-13 06:51:11 | アントン・ブルックナーの作品
昨日は片倉町から和田町まで歩きました。
途中聴いたのは1824年生まれのブルックナーが、
1890年に作曲した交響曲第8番ハ短調である。
今回聴いたCDはカール・ベーム指揮、
チューリヒ・トーンハレ管弦楽団の演奏によるもの。
1978年のライブ録音であるため、録音状態は決していいわけではない。
ここでは各楽章の聴いた印象だけ簡単に触れておく。
第一楽章アレグロ・モデラートは、速いテンポで進んでいく。
どちらかというと、あっさりとした感じである。
ところどころで木管楽器や金管楽器の音が聞こえないところがあり、
あれっここで金管が鳴らないの?と思うようなところがある。
オーケストラの音が乱れ、全体の統制のとれていないところもある。
第二楽章スケルツォ:アレグロ・モデラートは、三部形式である。
力強さを感じさせたが、やはりオーケストラが乱れる部分がある。
第三楽章アダージョ:「荘厳にゆっくりと、しかしおそすぎずに」は、
この演奏の中で、感動的な部分であり、テンポは速めであるかもしれないが、
録音状態が悪いとはいえ、指揮者ベームの素晴らしさを感じた。
第四楽章フィナーレ:「荘厳に、速くなく」は、ソナタ形式である。
ところどころで木管楽器や金管楽器の音が聞こえないところがあり、
オーケストラの音が乱れるところはあるが、ダイナミックで、力強い演奏である。
実演でのベーム指揮の演奏の素晴らしさを伝えるCDである。