Mars&Jupiter

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フリードリヒ・クーラウのフルート五重奏曲第3番イ長調作品51の3を聴く

2013-09-25 04:02:08 | 古典~現代音楽スウェーデン編
昨日はウォーキングを休みました。
今回とりあげるのは1786年生まれのデンマークの作曲家クーラウが、
1823年頃に作曲したフルート五重奏曲第3番イ長調作品51の3である。
作曲者の略歴については以前触れたので省略する。
今回聴いたCDはエイヴィント・ラフィンのフルート、
キム・シュイレンのヴァイオリン、
ヴィアーネ・ボィエ・ラスムッセンのヴィオラ、
ゲオア・スヴェンセン・アンダーセンのヴィオラ、
ラース・ホルム・ヨハンセンのチェロの演奏によるもの。

第一楽章アレグロ・コン・フォーコは、
明るい弦楽器の響きに乗って、フルートが軽やかに旋律を奏でて始まる。
流れるような旋律と弦楽器の豊かな響きが合わさって、
とても優雅な音楽が展開され、
フルートの演奏技術も発揮されていく。
弦楽器とフルートの掛け合いが心地よく、
最後はおだやかな感じで終わる。
第二楽章アレグロ・アッサイ・クワジ・プレストは、
軽快で舞踏風の旋律がフルートと弦楽器で奏でられて始まる。
中間部は優雅な感じの旋律が流れ、
再び冒頭の舞踏風の旋律が繰り返されて終わる。
第三楽章アダージョ・ソスティヌートは、
弦楽合奏によるおだやかな旋律に始まる。
その旋律をフルートが引き継いでいく。
優雅で平和な感じの楽章で、フルートも活躍していく。
第四楽章フィナーレ(ヴィヴァーチェ)は、
軽快で流れるような旋律をフルートが奏でて始まる。
弦楽器がそれに絡みながら、楽しげな音楽が進行し、
最後盛り上るようにしたあとさわやかに終わる。
コメント
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