昨日はウォーキングを休みました。
今回とりあげるのはシベリウスが1910年から、
1911年にかけて作曲した交響曲第4番イ短調作品63である。
今回聴いたCDはユッカ=ペッカ・サラステ指揮、
フィンランド放送交響楽団の演奏によるもの。
サラステ盤には2つあり、スタジオ録音によるもののあとに、
サンクトペテルブルクで行われたライブ盤があり、聴いたのはこちらである。
第一楽章テンポ・モルト・モデラート-クワジ・アダージョは、
低弦による重々しい感じの旋律で始まる。
独奏チェロが歌うようにして哀愁漂う第一主題を奏でる。
この主題は他の楽器に引き継がれていき、
金管楽器のファンファーレ風の旋律に続き、
弦楽器が第二主題を奏でていく。
各主題は様々な楽器の組み合わせにより展開されて、
第二主題が再現されて、コーダで第一主題の動機が現れ、静かに終わる。
第二楽章アレグロ・モルト・ヴィヴァーチェは、
オーボエが軽快な旋律を奏でて始まるスケルツォ風の楽章である。
弦楽器がそれを受け継ぎ、別の旋律を奏でたあと、
フルートやオーボエが最初の旋律を奏でたあと、
弦楽器と木管楽器でやりとりして静かに終わる。
第三楽章テンポ・ラルゴは、フルートが旋律を奏でて始まり、
クラリネットとフルートで旋律をやりとりし、弦楽器も絡んでいく。
ホルンが奏でた新たな旋律を弦楽器が引き継いでいったあと、
木管楽器により旋律が奏でられ、チェロが別の旋律を奏でていく。
オーボエなど木管楽器群がまた別な旋律を奏でていき、
弦楽器が再び中心となって旋律が奏で、フルートなど木管楽器と絡み合い、
フルート、クラリネット、弦楽器が旋律を受け継ぎ、
最後はコントラバスのピチカートで静かに終わる。
第四楽章アレグロは、弦楽器により旋律が奏でられて始まる。
次に弦楽器と鉄琴により示される旋律はその後も繰り返され、
木管楽器や金管楽器も絡んでいき、チェロが別の旋律を奏でていく。
そして弦楽器がピチカートでやりとりし、木管楽器も絡んでいき、
それまでに現れた旋律をもとに展開されていく。
金管楽器も加わり、壮大な感じが加わり、
そのあと弦楽器中心に旋律が繰り返される中、様々な楽器が絡んでいく。
弦楽器のみの響きが続いたあと、フルートとオーボエが、
さびしく対話するように旋律を奏でていき、
最後弦楽器のみとなり、静かに終わる。
全体的に速いテンポで進めていくサラステ盤であるが、
これはこれでなかなかいい演奏である。
今回とりあげるのはシベリウスが1910年から、
1911年にかけて作曲した交響曲第4番イ短調作品63である。
今回聴いたCDはユッカ=ペッカ・サラステ指揮、
フィンランド放送交響楽団の演奏によるもの。
サラステ盤には2つあり、スタジオ録音によるもののあとに、
サンクトペテルブルクで行われたライブ盤があり、聴いたのはこちらである。
第一楽章テンポ・モルト・モデラート-クワジ・アダージョは、
低弦による重々しい感じの旋律で始まる。
独奏チェロが歌うようにして哀愁漂う第一主題を奏でる。
この主題は他の楽器に引き継がれていき、
金管楽器のファンファーレ風の旋律に続き、
弦楽器が第二主題を奏でていく。
各主題は様々な楽器の組み合わせにより展開されて、
第二主題が再現されて、コーダで第一主題の動機が現れ、静かに終わる。
第二楽章アレグロ・モルト・ヴィヴァーチェは、
オーボエが軽快な旋律を奏でて始まるスケルツォ風の楽章である。
弦楽器がそれを受け継ぎ、別の旋律を奏でたあと、
フルートやオーボエが最初の旋律を奏でたあと、
弦楽器と木管楽器でやりとりして静かに終わる。
第三楽章テンポ・ラルゴは、フルートが旋律を奏でて始まり、
クラリネットとフルートで旋律をやりとりし、弦楽器も絡んでいく。
ホルンが奏でた新たな旋律を弦楽器が引き継いでいったあと、
木管楽器により旋律が奏でられ、チェロが別の旋律を奏でていく。
オーボエなど木管楽器群がまた別な旋律を奏でていき、
弦楽器が再び中心となって旋律が奏で、フルートなど木管楽器と絡み合い、
フルート、クラリネット、弦楽器が旋律を受け継ぎ、
最後はコントラバスのピチカートで静かに終わる。
第四楽章アレグロは、弦楽器により旋律が奏でられて始まる。
次に弦楽器と鉄琴により示される旋律はその後も繰り返され、
木管楽器や金管楽器も絡んでいき、チェロが別の旋律を奏でていく。
そして弦楽器がピチカートでやりとりし、木管楽器も絡んでいき、
それまでに現れた旋律をもとに展開されていく。
金管楽器も加わり、壮大な感じが加わり、
そのあと弦楽器中心に旋律が繰り返される中、様々な楽器が絡んでいく。
弦楽器のみの響きが続いたあと、フルートとオーボエが、
さびしく対話するように旋律を奏でていき、
最後弦楽器のみとなり、静かに終わる。
全体的に速いテンポで進めていくサラステ盤であるが、
これはこれでなかなかいい演奏である。