Mars&Jupiter

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グスタフ・ホルストの2つの小品を聴きながら、三枚町から西谷まで歩く

2010-12-03 05:38:17 | グスタフ・ホルストの室内楽曲・器楽曲
昨日は三枚町から西谷駅まで歩きました。
途中聴いたのは、ホルストのピアノ曲である。
2つの小品(Deux pieces)は、1901年に作曲された。
聴いたCDは、アンソニー・ゴールドストーンのピアノ演奏による。
第1曲「ファンシーヌ(Fancine)」は、彼が10歳から13歳の頃、
母親代わり(彼の母親は8歳の時に亡くなっている)に、
彼の面倒を見たおばニーナに献呈されている。
軽快に始まるこの曲はフランスの印象派風ではあるが、
途中現れる舞踏風の旋律は北欧風でグリーグを思わせる。
彼自身グリーグの音楽が大好きだったようなので、
そのような影響が、この曲の中にも現れている感じがする。
第2曲「ルシール(Lucille)」は、三部形式の曲である。
結婚してまもなくの妻イゾベルに献呈された作品である。
軽快で舞踏風の華やかな旋律とは対照的に、
中間部では流れるような旋律が現れ、
冒頭の旋律が再び繰り返され、かわいらしく終わる。
結婚して間もない頃の幸せな生活を感じさせる曲である。
コメント
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