Mars&Jupiter

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グスタフ・ホルストの「帰宅(Homecoming)」(H120)を聴く

2010-12-09 04:20:24 | グスタフ・ホルストの声楽曲・合唱曲
ホルストの作品をとりあげた特集をだいぶ続けているが、
そろそろ終わりにした方がいいかと思いながら、ずるずる続いている。
でもいざ取り上げてみると結構色々な作品がある。
とはいえ、来週ぐらいでともかく終わりにしようかと思います。
さて、昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは、ホルストの合唱曲である。
「帰宅(Homecoming)」(H120)は、トマス・ハーディの詩をもとにした
無伴奏による男声合唱の作品で、1913年に作曲されたものである。
日本語訳のタイトルがなかったので、勝手に「帰宅」と訳したが、
詩の内容からするとこのタイトルになるのかなと考えた。
聴いたCDは、バッコリアン・シンガーズ・オブ・ロンドンの演奏による。
民謡風の旋律を合唱がリズミカルに滑稽な感じで歌っていく。
ウェセックスの結婚間もないカップルの間の対話が内容となっており、
その台詞を独唱者が歌い、それにが合唱が応える形になっている。
6分ほどの合唱曲であるが、ホルストにしてはユニークな作品である。