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そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

プーチンに呼びかけたがイスタンブールに来れない彼が譲歩などしないだろう

2025-05-15 | プーチン

ウクライナのゼレンスキー大統領は、トルコのアンカラでエルドアン大統領と会談した後、イスタンブールでロシアのプーチン大統領と直接会談する用意があると述べた。
ゼレンスキーは公の場で、プーチンに出席を提案したのである。あらゆる権限を持っているプーチンと、直接会談を強く迫った。ゼレンスキーは、「プーチンとの直接会談が行われるよう、我々はあらゆる手だてを尽くす」と述べた。
これに対しロア側は、出席者の名を明かすことがなかった。プーチンはウクライナ侵略後、同盟国以外には訪問していない。身の危険を感じているのかもしれないが、そもそもゼレンスキーとの会談をするつもりがあるわけがない。ロシア側が呼びかけた協議であるが、大統領補佐官しか出さないとみられる。
その動きを見てか、トルコ訪問中のトランプは出席を見送っている。「私とプーチンが合うまで、何も決まらない」と豪語する。
中東の訪問はサウジやドバイにトランプタワーの建設を決めて歩く、私的ビジネスの訪問の中、ウクライナ戦争の行方よりビジネスや自分の評価の問題を優先するのである。大統領として如何なものかと思われるが、ロシアもウクライナも嫌ってみても、最大の人物であることに変わりはない。
ウクライナは30日間の完全停戦を提案するであろうが、ロシアがまともに受けることはないだろうし、どんな条件を示すかも大きな議題になるだろう。そもそも条件の確認を憎しみ合う国家がどのように確認するかも問題である。
トランプもプーチンも出席しない停戦案協議などほとんど意味がない。ロシアの戦勝記念日の間にも戦闘は絶えていない。不信感の源は侵略者側にあるのは自明の理である。だがロシアはいかなる譲歩もすることがないと言い続けている。これまで、内政でも非人道的で非情な制圧をしてきたプーチンが、実利を取らずに引き下がることは考え難いのである。ロシアの敗北以外に戦闘の停止はないだろう。

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