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そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

北朝鮮の体制は存続する

2012-05-14 | 朝鮮半島

北朝鮮の国家体制が、多くの矛盾を抱えていても、崩壊してくれると困る人たちがいる。なんといっても中国である。アメリカに対して、小さくても棘としてのどの刺さっていてくれるのである。

しかも北朝鮮は、安価な資源を調達できる、中国の属国であThe_young_generals_old_tricksる。日中韓サミットでも、北朝鮮に対しては、結局何も言わないことになった。

北朝鮮は、経済が行き詰りながらも、計画経済を放棄していない。お坊ちゃまが、海外教育の経験があるからと、開放経済へと走るとの見方もあったが、結局は身動きの取れない社会主義経済に浸かったったままである。

よく理解されない開放経済より、軍事力を高める方が手っ取り早い。先軍政治が人々に危機感を煽って、食べなくても我慢させる、解り易い手法なのである。

体制維持のためには、お坊ちゃまに金日成を彷彿とするようなPhoto
お姿になってもらいたいのである。整形して神は刈り上げ、手を腰に当ててゆっくりとそっくり返る。
政治や経済とは全く無縁の手法である。

崩壊してもらっては困るのは、韓国も同じである。相当な負担が生じることは、ドイツなどの例を見ればわかる。

日本も、ほとんど能力のない軍事体制であっても、自衛隊を軍にさらには憲法改悪のためにも、このような国家が近隣にいてくれるのは都合がいいのである。

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