そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

北朝鮮は暴発国家であり危険であるが侵略国家ではない、防衛予算倍増への大騒ぎ

2022-10-04 | 朝鮮半島

今朝早く一斉にスマホが鳴っていた。北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)が弾道ミサイルを発射し、北日本を越えて排他的水域経済水域(EEZ)に落下させた。最高高度約10000メートルで約4600キロ(上図訂正後)を飛んだことになる。
7時22分発射で、44分に着水している。時速約2万キロで、マッハ17程度ということである。懸命にに日本政府は迎撃ミサイルの必要性を説くが、こんなにも速いもの迎撃などできるわけもない。
有能な迎撃ミサイルを設置するべきと訴えてみたが、高額な設置型のイージスアショアも断念している。仮に北朝鮮から発射されたとすれば5分以内に、日本海にズラッと並んだ原発に到着するが、その半分の時間で迎撃発射しなければならず、物理的に不可能なことである。
実際にJアラートが鳴ったのは7時30分ころであるが、計算上は日本の上空にすでに到達している。多くの対策は通り過ぎてのことであるから、ほとんど意味もない。
いくら不条理であっても、ミサイル発射などあってはならないと北朝鮮に納得させるべきである。核開発を思いとどまらせミサイル開発も手を付けていなかった時代、日本とアメリカは制裁に踏み込んでいる。異次元の制裁を加えろと、国連で安倍晋三が演説もしている。
北朝鮮は暴発国家であるが、侵略国家でもない。そのような実力も意思もない国を挑発という子供の騒ぎ立てではなく、大人の対策をするべきであった。北朝鮮に拉致された人が異口同音に、明日アメリカが攻めてくると、いつも思っていたというのである。不条理で許されないこと、人権や人の自由な思想や意思を認めないことなど、受け入れがたいことが数多くある政治・社会体制であって、しかも世界最貧困国家である。挑発しやすいかもしれないが、先進諸国は慎むべきである。
それに今朝のJアラートこそお笑いである。日本上空を過ぎてからの大騒ぎである。この大騒ぎは、防衛予算を倍額にする足慣らしとして、国民の頭に叩き込む働きをする意味で重要であったかもしれい。外にどんな意味があるというのだ。

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