
東部地区のロシア人の救助のため、ウクライナ政権からジェノサイドを受けているとする根拠も乏しい。ウクライナ西部地区は第二次世界大戦当時、ドイツが(ヒトラー)が、ロシアからの迫害を受けていたのを救ってくれたと、ヒトラーを解放者と歓迎し、ナチと協力して抑圧者のスターリンと戦った構図となっている。
プーチンはこのことが許されない。現政権をヨーロッパでは卑語として使われている「ネオナチ」という言葉で激しく非難している。これは、現在プーチンが侵略理由に掲げたことと、全く同じ構図である。
それに加えてプーチンはソビエト社会主義連邦の解体が誤りだったと言い出している。東側のワルシャワ機構は崩壊したのに、対峙するNATOが解体どころか、旧東側へ加入国家が増えてパワーバランスが崩れているというのである。NATOは解体するはずだったと、プーチンは言い続けている。
社会主義国の崩壊に喚起した諸国は、より一層の経済効率社会へと走る。レーガン・サッチャーは新自由主義社会という、弱者を見つけると儲かるシステムに邁進すする。計画経済の拘束と退屈さに秋田、旧社会主義諸国はNATOk乳へと雪崩を打つ。
プーチンは民族を狭義のカテゴリーに押し込め、愛国心を鼓舞しウクライナへ侵略の歩を緩めない。
10万人のベルリンのデモ。世界ではこの反戦の波の中にある。

しかしプーチンは狂気の中にあるかに見える。ベラルーシーを僕にウクライナ周辺に軍隊をあつめ列をなしている。下の衛星写真は、二日前からのものである。プーチンは狂気の中にある。


確かに革命的に民主化を進めた結果は経済の疲弊と政治の混乱を招いたことは事実。
しかしソ連崩壊がなければ今のロシア国民の生活様式が生まれているとは言えないだろう。
プーチン自身がロシアの資源を自由に売買できる経済システムをソ連崩壊によって手に入れた事をどこまで理解しているのか疑問が残る。
古い社会主義時代の郷愁と強い帝国志向が国家指導者の理想像に描いているとすれば彼は大バカ者だ。