そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

N国党は結局はヘイトスピーチを繰り返していたに過ぎない

2019-09-30 | 格差社会
「ものすごく大ざっぱに言えば、あほみたいに子供を産む民族はとりあえず虐殺しよう」「とにかく下等な人類に対してはつぶしてしまう」「ある程度賢い人だけを生かしといて、あとは虐殺」「ばかな国ほど子供を産む。ばかな民族というか。そういう人々を甘やかしたら、どんどん子供を産む」「差別とかいじめは神様がつくった摂理だから本能に対して逆らうことになる」
こんな場末の酒場で酔客が勢いで口にする言葉を、国会議員がインタビューに答えて述べたた言葉である。発言主は、NHKから日本を守る党の党首立花孝志である。辞職勧告を受けた議員を取り込んだり、NHKを潰すなら憲法改正に産してやってもいいと発言したり、芸能人と本気で諍いあったりと、およそ行動や発言に節度がない。
この男の発言は、神奈川県の障がい者施設「津久井やまゆり園」を襲った人物の主張を彷彿とさせる。障がい者は不要の存在排除しなければならない。特定の人達を特定の価値観で排除する思想は、人権などあったものでない。犯人は19人もの殺害を誇っている。
人権や思想信条の自由を日本の憲法は認めているが、このところこうした排除の論理、ヘイトの思想が日本を席巻している。在特会や日本会議の発言や行動にそれを見ることができる。反中・嫌韓や何かあれば反日のレッテルが張られる。こうした一連の流れの中に、立花の発言の根を見ることができる。
共産党の志位和夫委員長が、「民族の虐殺をあおる発言は許し難い。公党の代表の資格も国会議員の資格もない。国会が腐敗する。」と発言している。残念なながらが国会はすでに腐敗しつくしている。予算委員会は開かず、与党内だけの思い付きと都合に合わせて、行政は密室で進められている。
萩生田光一のように、言論の自由を侵す行為を容認し、すでに決められていた補助金を取り消す前例のない行動を行う。本来ならば萩生田光一は言論の自由を侵す行動こそ、取り締まらなければならない立場になるはずである。
安倍晋三は、虚偽発言を繰り返し、アベノミクスは完全に破たんしているし、公文書は改ざん廃棄不受理を繰り返し、何一つ成果を上げていない外交を虚言で覆いつくす。すでに国会は腐敗している。政権は腐臭を放ちながら人事の甘い汁を餌に継続しているに過ぎない。
とどのつまり、立花孝志は選挙期間中も嫌いなものを排除する、ヘイトスピーチを繰り返していたに過ぎない。こんな低俗な人物を国会に送り込んだことを日本恥じなければならない。
コメント (1)
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