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そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

この男に問題はないか

2008-09-22 | 政治と金

麻生太郎が、自由民主党第23代総裁に選出されて、総裁選の茶番劇は終わった。当初予想されたより盛り上がらなかった。小沢一郎の巧みな戦術に翻弄された感はあるが、はじめから080922 わかっていた結果である。阿倍晋三、福田康三よりも獲得票が多かった。

前の二人が、政権をほとんど同じ理由と資質で投げ出したが、この二人の総裁の幹事長を務めたいたのが、麻生太郎である。彼はこの二人の、前代未聞の政権投げ出しの責任者だったのである。

ところが、今回の総裁茶番劇で誰も政権投げ出しの責任を、自問する者がいなかった。麻生の一人勝ちが前提である以上、残りの4人は誰も麻生を批判することになる、自民党の恥を公然と言えなかったのであろう。

麻生も、立派な政治家の家系である。投げ出した二人を上回る家系である。彼の場合は、2代目とか3代目とかの表現もできないほどの高貴なお方である。この人も、政権を投げ出す立派な資質がある。一度は政権につくのではあるが、どんな形で退くことになるか大体想像できる。

次の選挙で負けて下野する・・この場合はもっとも傷つかない。最も考えられるのは失言によるものである・・とるに足らないと本人が思うようなことが波紋が広がり退任する。

最も経済が困難な時代に突入しつつある。彼が経済通だとは思えない。民主党の急追されている現状にある。彼が戦略家だとはとても思えない。サミットで掲げた日本の温暖化案実現にはハードルがあまりにも多い。彼が環境問題に強いとは思えない。

彼が食料問題に納得するような意見を聞いたことがない。阿倍晋三のように理念を持ち合わせているとは思えない。福田康夫のように人の声を聞く男とは思えないばかりか、失言があまりに多く調整型の人物とは思えない。いずれにしても短命に終わることになると思われる。

コメント (6)
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