またもや農水大臣が物議を出している。太田誠一大臣であるが、この男は全く農業関係にかかわった経歴がない。大丈夫かと思っていたら、国民を小馬鹿にしたような発言を繰り返したかと思ったら、またもや事務費の問題でもめている。
このところ、農水大臣はロクなことをしでかさない。多少農政通であると思われた人物は、自ら命を絶ったり変な金をもらっていたりと、腰を落ち着けることがない。環境大臣から横滑りして一年ばかり務めた大臣などは、全くの農業の素人である。
2006年9月からわずか、4年で延べ8人もの人物が農水大臣を拝命している。この間に、3度 もの兼任や臨時がある。農水大臣とはこんなに軽薄なポストとして扱われていいのだろうか。
今回農水大臣になった体格どおり態度の大きな太田誠一は、日本の農業や食糧を考えるには、あまりにも浅薄であるばかりか、右寄り強硬発言を繰り返している。福田康夫の遠縁による処遇と見られても仕方があるまい。
この4年間は、農業・食料・農村にとって激変の時期であったといえる。しかしながら、農政は無策を繰り返し転換点に立っても、明確な指針すら出すことができない状況にある。
もう少し長期的な視点を持った、農政通の方に担当していただきたいものである。