●玉椿（8－1）
きのうの稽古中に肉離れを起こした玉椿。「勃起はしてたんだけど、布団からなかなか出られなくてさ……」と唇を噛む。どうやら肉離れの痛みで起き上がれないでいるうちに、まらが萎んでしまったらしい。優勝争いから一歩後退となる痛い黒星。いつもは声援や野次で口やかましい観客席も、けさは「毛呂乃を怒らせるとこんな目にあうのか……」と水を打ったように静か。
○毛呂乃(9-0)
きのう、優勝争いの相手、玉椿に肉離れを起こさせた毛呂乃。「外出し中だ」と珍しく中ではなく外に出す。外に出した後もダッチとのプレイは続き、「ごめん、先っちょがほぼ入っている」とこらえる表情を見せる。どうやらエロ本の撮影をしていたらしく、見栄えのために外に出してみせたようだ。悠然と撮影を愉しむ毛呂乃に対し、呪いにかかって足を負傷した玉椿は戦々恐々。場所中、戦いの途中でありながら自ら「ゆるしてください」と毛呂乃に許しを乞い、元横綱・雲虎の一本糞親方も、大関相手に「肉離れはやりすぎじゃないですか？ 玉椿、かなり反省してますので、もう呪いを解除していただきたく、、、」と平身低頭。「これ以上の被害は拡大させないでください。本当に、お願いします」と涙ながらに訴えるも、毛呂乃は「血よ！」と一言。まだまだこれから、血をみる反省になるということか。力士も親方衆も恐怖で震える中、平然と土俵に上がる毛呂乃。毛呂乃自身、まら一振りで玉椿を肉離れさせたことについても触れ、「適度にね、棒を行使した。地獄にせずにすんだね」と、あれだけの地獄絵図を現出しておきながら、まだまだ甘いということらしい。各力士、親方が毛呂乃を鎮めようと、「ごめんなさい」を連呼していることについては「無為！」と一喝、聞く耳を持たない。きょうはどこで、だれが血をみることになっているのか、後半戦に向け、阿鼻叫喚の毛呂乃祭りの様相を呈してきた。
○蒼狼（4－0－5）
休場から復帰したあとは負けなしで絶好調の蒼狼。その勢いを象徴するように「たいへんです！ 私が大関にいます！なにことですか？」と、大関に昇進する夢をみたらしく、けさも夢のとおりの快勝。蒼狼の大関昇進、人材難にあえぐまらずもう協会の屋台骨として、将来的に正夢になってほしいところだ。
