幕内の結果(六日目）

○玉椿(6－0)

　きのうは缶ビールを4本ほど（約1.3リットル）のんでからの就寝。「朝さ、おしっこしたくて目が覚めたときには負けてるような気がしたんだけどさ、いちおう確認のために触ってみたら大きくなってるんだよね」と不思議そう。「まあ、便所にいって小便を出したらさっそくしぼんだんで、血液じゃなくて水分でふくらんでたんだろうけどさ」。まるで横綱・汚痔のように、大量のビールで膀胱を刺激する技巧的な相撲を見せて、堂々の6連勝。記者からの「毎晩ビールを飲んでから寝ればいいんじゃないですか？」との声には「わし、太ってて脂肪肝ぎみなんでね、毎晩こんなに飲んでたら、肝臓こわしちまうよ」と苦笑い。

 

○毛呂乃(6－0)

　今朝９時、「寝ながら棒のばした」と今日も当然の勝利宣言。「うちにまらの跡を刻み付ける寸前」と天井に達する勢いでガチガチに伸長するまら。寸止めを目指しているらしく、突端が天井に触れる、ごくわずか手前で震えながら立ち止まること２時間。天井相手でも、あとちょっとで触れるのにおあずけ、という状況に興奮するらしく、天井を突き破りたいという欲求が高まっていく。「我ながら家壊す気か」と苦笑いする毛呂乃、このまま寸止めが続けられるのか、あるいは家屋を破壊してしまうのか。

十両以下の結果(六日目）

＜幕下＞

●金精山(0－2）

　連敗スタートで「どうにも春には弱いです」という金精山。過去の記録を調べてみると、春場所の通算成績は13勝17敗、勝率.433の負け越し。春場所以外の場所では76勝46敗、勝率.623と大きく勝ち越していることを考えると、かなり苦手意識があるようだ。勝てない理由については「多分朝じゃない時間にたっているようで」とのこと。古来から「春眠暁を覚えず」という言葉もあるが、睡眠サイクルが狂いやすい季節なのかもしれない。

 

＜序二段＞

●明烏(0－1)

　ここしばらく浦安から横須賀まで片道1時間半かけての通勤だったという明烏。ようやく遠出のバイトが一段落して、今朝はゆっくりと落ち着いて取り組みスタート。しかし、連日の通勤地獄に体力を削りとられて回復がおいつかず、まったく力なく負け。