<幕下>
○金精山(2-4)
現役力士のなかで、心理的にも肉体的も、最も毛呂乃に近い位置にいるだけに、今場所の悪逆非道な毛呂乃にいちばん激しいダメージを食らわされたのはこの金精山かもしれない。心身ともにボロボロになってきのう負け越してしまったのだが、けさになって突然毛呂乃に虐げられるのが快感になってきたらしい。傷だらけになりながらも「全身が勃起した感覚」と新たな境地に目覚め、会心の相撲で2勝目。
<三段目>
○萬海(5-2)
今場所はスリランカ巡業中。日本では毛呂乃が大暴れしていたが、スリランカまでは毛呂乃の嵐はとどなかったようで、じっくりまらずもうに向き合えた様子。5勝2敗と納得の成績で春場所を終了。今後も、まらずもうを通じてスリランカの人々に日本文化を伝える活動を行っていく予定とのこと。この活動が実を結べば、ゆくゆくはスリランカ人横綱が生まれるかもしれない。
<序ノ口>
○勢稀の里(1-0-5)
玉椿らといっしょに行っている読書会、ベルクソンの『時間と自由』を1年以上かけてようやく読了。頭のよくない玉椿は「うーん、わからん。まったくわからん」とのことだが、インテリの勢稀の里はなにやら得られるものがあったようで、「いい本だった」と満足げ。
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