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横綱・汚痔、引退会見

2015-03-31 19:00:00 | 力士にきく

 さきの春場所で引退することになった横綱・汚痔の引退会見の模様です。

 引退後は年寄「大痔」を襲名。大痔親方として後進の指導にあたる予定です。

__________

― 先日、引退を発表された汚痔関にお話をうかがいます。長い間おつかれさまでした。

(汚痔) 「長い間お世話になりました。 生涯現役を目指しましたが力不足で残念です。」

 

― まずは引退を決定された、現在のお気持ちをお聞かせください。

(汚痔) 「高齢者の星として『誰でも参加できるまらずもう』を標語に頑張ってきました。非才な小生でもある程度できると言う事が結果として残せたのではないかと願っています。出来ればどなたか後に続く人が育って下さると良かったのですが、それは残られた力士の皆様に託すこととします。」


― 長い現役時代を振り返って、もっとも印象に残っている相撲はどれになるでしょうか?

(汚痔) 「初優勝をあげる事が出来た巴戦での決定戦でしょうか?  スキー場での居眠りからの巻き返しは自分でもよく取れた相撲だと思っています。 またもう一つ結果的には報告時間を超えてしまったので失格となりましたが、法事の寺で木漏れ日に温められて仏門での決定戦は良く取れた相撲だったと自負しています。」

 

― 横綱は、雲虎・摩羅の川・家満・毛呂乃ら歴代の名力士と鎬を削ってきた、まらずもう界の生き字引的な存在です。実際にさまざまな力士と戦ってきて、もっとも強いと思ったライバルは誰でしたか?

(汚痔) 「どの力士も強敵で、結果として自身も育てられたと思っていますが、最強のライバルと言うか足元にも及ばなかったのは家満関ですね。 とにかく死角がなかったです。」

 

― つねづね「記録にはこだわらない」とおっしゃっていた横綱ですが、通算376勝(歴代1位)、幕内通算320勝(歴代2位)、63連勝(歴代2位)、出場414回(歴代2位)、連続出場414回(歴代1位)、優勝7回(歴代1位)など、結果的にさまざまな大記録を打ちたてていらっしゃいます。これらの大記録のなかで、最も気に入っている記録はどれなのか、お聞かせください。

(汚痔) 「休まずに続けられた連続出場記録ですかね?  本当にそれほど記録にはこだわってきませんでしたので。」


― 女性に理解されにくい競技の性質上、ご家族の反対で現役生活を断念する力士が多いなか、横綱は家庭生活と力士生活をうまく両立させていらっしゃいました。そのあたりの秘訣を教えていただけますか?

(汚痔) 「場所中も稽古を厭わなかった点でしょうか? パートナーがいるとこの辺りは難しい問題ですけどね。 若手力士の皆様は場所中もお盛んなようですが、妻帯者力士はこの辺りを気を付けられると良いのではないかと思います。」


― 今後は年寄「大痔」を名乗っていくことになります。「大痔」の命名の由来などがあれば教えてください。

(汚痔) 「偉大な師匠の年寄名を頂くことになりました。」


― さいごにファンの皆様に一言おねがいいたします。

(汚痔) 「長い間ご声援、応援ありがとうございました。 まらずもうはそんなあなたをお待ちしています。」

 

― 横綱・汚痔関にお話をうかがいました。ありがとうございました。

(汚痔) 「ありがとうございました」

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