高齢者外出介助の会

さあみんなで出かけましょう!

臨時ママ

2012-04-07 16:17:45 | からほりさろん

去年の11月から若い子育てちゅうのお母さんが時々来られるようになりました。可愛い1歳の女の子と一緒に。元母は経験を生かせると意気込んで相手をするのですが幼児は手ごわいです。

本当に昔の子育てと違う上、夢中だったので子供の心まであまり考えたことが無かったように思います。

小さな彼女を見ていますと、気に入らない時、甘えたい時など自己主張がしっかりありこれも時代かと。

ついこの前ですがお母さんから3時間ほど見て欲しいと依頼があり、少し不安だったのです。返事をしたのに気持ちは後ろ向き。

一番小さな数ヶ月の息子を預けた時を思い出しました。

長女、次女が続いて小児科に入院し連れて行くことは禁止で、親切な近所の方にお願いし急場をしのぐことが出来ました。

病院に行く時は必ずと言っていいほど厚意に甘えて、ふり返ればお礼さえしていません。本当に無神経な体験です。

不安があったのは本当ですが、昔のことを思い出し、気持ちよく彼女と遊ぼうと心に決めました。

案ずるよりと言うようにお母さんが見えなくなったときは少し泣いて姿を探していましたが、私が手を出すとすぐに抱っこで泣き止み、小さな膝が彼女の椅子になりました。

心配したことは何事も起こらず、食事もしっかり食べなれてきたのか、表を通る人に「バイバイ」をしその姿が可愛いのでしょう、気づいてバイバイをしながら去っていかれる方もありました。

待つほどもなくお母さんが迎えに来られ3時間の臨時ママは失業です。

私より気配りを思ったのは、お礼の話をされたことです。

又時代も違うのですね。私たちはお金の話は変ええて失礼と言い出せないで、気持ちだけでは悪いような何とも表現しにくい雰囲気でした。

若いママはそれもさらりと提案くださって高齢者外出介助の会が認定NPO法人に向けて進んでいますので、その話を持ち出し協力を約束くださったのです。

改めて若い人は「偉いな!」と思いました。


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