高齢者外出介助の会

さあみんなで出かけましょう!

最期の家

2012-11-22 21:38:02 | 暮らし

事務所に今も使っている田舎の家を寄付したいけれどお知り合いに紹介などしていただけないかと入ってこられました。

私達は姑が人生の終わりにゆっくり、ゆったり過ごしてもらいたいと探していたのが一目で気に入り篠山のぼろ屋を買い改築をした。姑は大阪の家と篠山の家を行ったり来たりしながら結局大阪の家からは離れることは出来なかった。

姑のために良かれと準備をしたのがあまり使うことがなっかたけれど、数日前に終の棲家、母さんの家の記事を読みこんな使いかたをしてくれる地元の方に寄付をしたいと思うようになり主人と話し合ってそんな使い方をしてくれる人はないかと思ってと心境を語られました。

私も高齢になれば支援の形、暮らし方でどのように支えたら良いかと模索し、一度は宅老所などの話し合いや組織に加わったことがありますが、今は人生の終わりをいかにして穏やかに迎えまた支える仕組みはないかと考えています。

その中に母さんの家や、あいあい(尼崎にあります)の話しを聞き、これだと思っているのです。

でも遠う過ぎます。この方の思いが本当に実現したら良いなあと思いました。それで、今日は朝からどうすれば実現に向けて進めるか考えたのです。

街づくりを学んでいる学生。そうすればどこかの大学の研究室?と思ってインターネットを調べました。

篠山は田舎です。過疎が進んでいます。高齢化も進んでいます。でもすごい元気のあふれた街になることが幸せでは無いと思ったのです。

農業を発展させ、若者を呼ぶのではなく、今の環境を守りつつ人生の終わりも安心して自宅で迎えられる街づくりで無いと駄目なんだと。看護や看病が出来ないから子供の居る町に引越す選択肢は考えたくないのです。

穏やかな日々を暮らす高齢者を見守り、隣近所が助け合い最期は近所の安心した場で迎えられるような夢を実現してくれる福祉の街づくり系の大学の研究室があれば良いのにと、この方のために切望しています。


リンリン高座!講座

2012-11-11 20:44:02 | からほりさろん

リンリン高座!講座11月17日午後2時から、話しは内藤常美さん新家工業(株)です。自転車を愛する人ではこの人に勝人はあまり無いと思います。

私は岡田由佳子さんの紹介で出会いました。物静かな印象でしたが話しを始めるとちょっと?印象はかわります。

高齢者外出介助の会は高齢の皆さんが元気に街に出て欲しいと同行をし支援をしています。自力でしかも徒歩、または車椅子でという方々ですが空堀では自転車を杖代わりに町に出る方も多く見受けます。

商店街は坂道で、上りははきつく荷物を載せ重い自転車を押して行かれる方も多いのです。年をとって何が危険かといえば転倒です。重い自転車でその危険も多く高齢の皆さんに始めは乗らないでと声を掛けていました。

しかし、自転車を取り上げたら出られなくなることに気がつき或る時期から「転ばないように気をつけて乗ってください」と声かけは変わりました。

そして或る時岡田さんが、まだ少しの体力のある方に自転車で外出をと話されその説得力に私も積極的に残された能力を生かし軽い自転車で高齢の方に街に出て欲しいと思うようになりました。

それで内藤さんと出会い、話を聞くうちに「内藤さんの自転車の話は面白い」ときき講座を開くことにしました。

自転車の歴史やママチャリという日本の自転車の歩みを話していただきます。興味の或る方はどうぞ「からほりさろん」にお出かけください。


時間が止まること

2012-11-01 07:03:46 | からほりさろん

さろんの時計が止まりました。壁からおろして調べると壊れたのか電池を入れ替えてもびくともしません。バザーにいただいた中古を使い会でも10年近く使っているので寿命なのでしょう。

あきらめてまた頂くまで待とうと時計のないさろんで数日仕事をしました。

時計が無いと時間の流れがゆっくりで「大きな森の小さな家」のローラーや「赤毛のアン」の世界に入ったような気分。来られる皆さんと話しながら時間の止まったさろんで私がゆったりと過ごせました。

「時計の無い暮らし」で、ローラーやアンの世界に浸れ、あこがれていたゆったりした毎日を手に入れた気分になりました。

急いですることはあまり無いのにあくせくしていたなと思うと「時計が無くてもいいや」と内心この状態に満足していました。

でも来られる方々はそうは行きませんから「時計誰かいただけませんか?」さっそく会員さんがかわいい掛け時計をくださいました。これで時の止まったさろんの話しはおしまいです。

本当に時間に振り回されている、時間に縛られている私を振り返ることが出来、気づきを与えてくれたこと感謝でした。