高齢者外出介助の会

さあみんなで出かけましょう!

後を託す

2007-03-29 08:24:12 | インポート

最近切れ切れになってしまいました。介助でご一緒して聞いたのですが、施設に入所するにも、変わるのにも保証人が要るのは皆さんご存知でしょう。この、保証人を頼むのにAさんには家族が無く兄弟に依頼したら「銀行の預金の名義をAさんから書き換えてくれたらする」と。仕方なく身内の方の名前に変えられたそうです。Aさんも高齢です。当然兄弟も同じです。そんなものかなあーと私は思ったのです。昨日、会員から聞いたのは、やはり身内の無い方で親しい知人に最後を託されました。その経緯は手続きのために私が外出に同行しましたので知っていました。その後見人の方に、外出介助の会の窮状を案じ協力会員として支援したいと相談をしたら、ご自分の考えと違って最低限の金額でいいといわれ、託した方なので意見を無視することも出来ないと話されたそうです。年老いて最後まで安心して自分の思いで生活を続けられたらと願ってられるだけなのですが、身内がいてもいなくても自由が無くなる悲しい現実をみてしまいました。


お寿司

2007-03-16 18:18:37 | 思い出

このごろ、日差しは春めいてきましたが気温は以外に上がらず体調を崩されたりしておられませんか?自宅で近所の小学生を見かけ声をかけたら流感で学級閉鎖中と聴きました。こんな時期にと思ったのですが気候が不順で子供たちでさえ順応するのに大変なのですね。昨日、食事会で3月はお雛様とバラ寿司を作りました。料理長が前日届けてくれた寿司酢の味がよく美味しくできました。このお寿司を作るたびに私はかんぴょうが好きで煮るのですが、子供の頃に母が言っていたのを思い出します。兄弟の遠足のお弁当を準備しながら、母は「このかんぴょうを煮るのが嫌いで、お寿司を作るのがいやや」と聴いたのです。それから、私は遠足にお寿司を作ってとは言えなくなりました。母は「あんたはおにぎりでいいからたすかるは」とも言いました。本当は、私も兄弟のようにお寿司を作って欲しかったのです。いつも思い出す母の言葉です。何気なく言った言葉でしょうが、母にしんどい思いをさせるのだと子供心に思い言えなかったのでした。