高齢者外出介助の会

さあみんなで出かけましょう!

今年のさろん

2014-12-28 19:32:10 | からほりさろん

からほりさろんは商店街に向かって開いています。入口に、疲れた人、話し相手のほしい人、町の情報を知りたい人おいでくださいと書いています。本当にこの一年たくさんの方と出会うことができました。仕事を休んで病院に行った帰りに立ち寄り悩みを打ち明け「これで肩が軽くなった。明日から生き方を変えられます」と話され握手してさようならをした青年。自分は今住んでいるところから出るように言われてどうしたらいい?一生懸命に知恵を絞ったけれど「猫と一緒でなければ」とかたくなに言われ答えられなかったら「いいわ!水商売に行くわ」と怒って帰って行った女性。悩みを抱えながら「永井さんの顔を見に来た。元気になれそう」と静かに帰る人。さまざまな悩みを聞きました。食事会に来られる高齢者は静かにその場を楽しんでくださる方から、自己主張が受け入れられないと怒り出す方まで。もちろんとても楽しい会話が多いのですがこの1年たくさんの出来事があったなあーと思い返しています。サロンは気取ることなく自分をさらけ出し自然体でいられる場所になっていると思っています。来年も楽しい会話で楽しい空気があふれたサロンでありますように願います。今年最後になりました。皆様良いお年をお迎えください。

始めの出会い

2014-12-02 06:46:50 | 日記

あまり嬉しくない話を聞いてしまいました。
まだ2,3年前になりますがからほりさろんの前にマンションがあります。そこに人が座れるような石があるのですが、雪の舞っている中そこに一人男性が座ったのです。雪が降っているので気になって「中に入りませんか」声をかけました。
よろよろと入ってこられ肩で荒い息をされる様子は何があったのだろうと不安になりました。聞くと肺がんで手術をしたと言われました。一人暮らしで食事を買いに来たそうで、食事会の残りで会員がおかゆを作り食べてもらいました。話を聞くとほってはおけないので包括支援センターに連絡を入れすぐに来ていただきました。Hさんは65歳になっておられなかったのですが、難病は介護保険を使えるとある意味誤解をしていたのです。65歳まえは癌ならもう治る見込みがないと証明が必要と後で知りました。冷たいなあーと私の感想ですが制度ですから仕方がありません。その次に訪問看護師さんが来られ少し支援ができる話をされHさんもその話を聞いておられ、そちらの支援を受けられるよう手続きをされたようです。ここからなのですが、私は人が最後まで自分らしく生きるのは専門家だけに囲まれて生きるのではなくいろいろな人たちとかかわりをもって生きるイメージを持っています。だけど、この看護師さんは「プライバシー」といってその後私たちには情報を流してくださいませんでした。この出会った日、心配して当会会員が自宅まで送り道々の話で換気扇のカバーがないと気にされていると情報でした。私がついでに買ってきて届けましたが、暮らしってこんなものと思うのです。そして亡くなられて「見送った」と例の看護師さんから報告をもらいました。そこで今回聞いたのは、別の看護師さんからですが自分の手柄のように話されているのが気になる。はじめに関わった高齢者外出介助の会のことは一言もその後の報告でも話されない。私はそのことに腹立たしいと伝えてくださったのです。今まで数件当会がかかわりしかるべき団体につないできましたがどの団体も自分の手柄にされ、連携を話されない事です。私たちの会を素晴らしいと言っていただく必要はないのですが、連携し支えあう体制作りにはぜひ伝えてほしいと思うのは私の心が貧しいのでしょうか。数日後発表されるそうでちょっぴり残念なことです。