昨日の夕方Sさんがさろんに入ってこられ「Kさんが見えたから来た」。「介護者家族の会に行ってきた」参加した家族会の内容や様子をいろいろ話されました。
署名協力してほしいと話をされ弘済院附属病院などが廃止されるというのです。弘済院附属病院は高齢者の医療的なことや、物忘れ外来などに対応される数少ない施設です。蛇足ですが、皆様も署名にご協力ください。
「いい話を聞いてきた」とまだ楽しかった雰囲気に浸ってられ、よほど楽しかったのだろうと思ったのです。
「そんなにいい話を聞けるのも、ご主人のおかげやね。世話は大変やけど」というと「ほんまや。気いつかなかった。おとうちゃんのおかげや。たたいたらあかんなー」。
昔から頑固で扱いにくいご主人が今は車いすで認知症もあります。ご本人も腰が悪いので介護が大変と見ていても思います。それで時々腹が立つと「叩いたるねん」。
叩くのも仕方がないと思うのですが、穏やかな気持ちで介護されたらと願っているのです。それでこのように言ったのですが、素直に気持ちを言われたのには私がびっくりしました。
でもこれから少しだけ、ご主人の係わりや介護が変わればいいなあと思いました。