マイケアプランの学集会に東住吉から男性が来られました。
たまたま、講師の佐竹さんが新聞にコラムを書かれたのが縁で肩書きから相談があったそうです。
からほりさろんに行くのでそこであいましょうと誘ってくださったのです。
話では数年前に奥さんを送ったこと。認知症があって介護に困るようになって老人ホームにお世話になった。ところうが2ヶ月ほどどうしてもお風呂に入らなかったようで訪ねていくと匂うようになった。
ホームから誘い出し国民宿舎に旅行し一生に一度のことであったが初めて夫婦でお風呂に入り家内を洗った。
何故ホームで入らなかったのか最近気づいたのが、お風呂に入るのを嫌がっていたのが男性の介護者であったかららしい。家内はお風呂に入るのは裸になるので同姓の介護を望んでいたと思う。
自分もこのことから同姓の介護を希望し理解されるまで事業所をさがした。
Kさんもヤッパリ介護は同姓のほうが頼むのも気がらくだといわれ、ケアプランもサポートするので自分で立てたらと言われたのが動機で参加してくださったそうだ。
Kさんの話から人は認知症でも生き方や願いは簡単に変わらない。願いを聞くことや、受け入れ側の「人に対する深い理解」が必要のだと思う。一人一人の尊厳を守ることが介護もしやすくなるのではないでしょうか。介護にかかわる全ての人に気づいて欲しいと思いました。