高齢者外出介助の会

さあみんなで出かけましょう!

二度とない時間

2013-04-17 21:06:50 | 暮らし

朝であった親子のことが気になっています。余計なおせっかいを承知で。

2、3歳らしい子供とお母さんが保育園にお母さんは仕事に行くらしいいでたちです。地下道でその小さな子がバタッと前に倒れたように見えました。

大丈夫だったらしく鳴き声を上げず、周りを首を回し見ながらお母さんを見ているようです。起き上がる様子はありません。

少し待っていたお母さんが、一言「立ちなさい!」。私はけがもせず、泣きもせず、よかった!とほっとその光景を見ていました。それで、痛くなかった?泣かないで偉かったね。さあ立ちましょうぐらい声をかけてほしいと思いました。

このお母さんは子供に感情抜きで育ててはる。もう少しゆっくり付き合ってほしい。そうでないと大きくなったとき、お母さんが「こんな子に育てた思いはない」と思いうことがあるような気がするのです。

私が気にするからか最近よくこのような光景を見るのです。最近のお母さんは高学歴の方が多いので、気が付いてられないのでしょうか?自分の子供はすぐに自分と変わらない感情と行動ができると思ってしまわれるのでしょうか?

この親子を見ながら、二度とない時間をもう少しゆっくり付き合って子供と育ってほしいと思いました。


愛した場所を忘れる?

2013-04-16 21:51:54 | からほりさろん

大阪府社会福祉協議会から紹介されたHさん。今日筋力アップの講習に来て下さいました。

土曜日の事務所の休みに仕事で出ていたとき娘さんと来られ「火曜日に来ます」しっかり覚えてくださって今日来られました。

ゆっくり話はできましたが、話の中で心にズシリときた言葉がありました。

それは、元気になればまた、徳島に一度ご一緒しましょうと言ったとき「徳島のことは忘れようと思っています。いつまでも徳島のことを言うと娘に悪いですから」。

お聞きしたなかで、Hさんはこのお年に珍しい(失礼ですが)自分が自分らしく生きたいと願ってられるのだと胸に迫ってきました。悲しいのは自分が一番愛した徳島を忘れると言われたことです。

いつまでも昔の家の話を聞くのも苦しくつらいと思わせますが、忘れようとするのも悲しいと思ったのです。

家族、特に娘さんを思って決心されたことですが、私はこんな悲しい思いをしてほしくないと願っているのです。だから、住み慣れた自宅で暮らしが続けられる方法を考え実現したいと考えるのですが、Hさんの言葉で強く今日も思いました。


サロンに来られる人たち

2013-04-04 18:44:27 | からほりさろん

今日は来られませんでしたが、先週から毎日サロンに就職をしたと思ってこられる女性が居ます。

出会いは中央区の包括支援センターの職員さんと来られ、職員さんはKさんというのですが置いてすぐ出て行ったという感じです。

??と。いつもなら少し同行した職員さんが生活や暮らしを話してくださるのですが。この度は何も無かったのです。

Kさんは仕事を紹介してもらったと思うらしく昨日の朝「ここにきても仕事が無くわたしの趣旨と違うのであそこに(包括支援センター)断ってきます」といわれたのです。わたしは毎日来られ対応は少ししんどいですが、安否確認が出来るので安心でき来てほしいのです。

ただ、毎日仕事は何をと言われるたびに、お断りを言うのが切ないのです。何か生きがいになるようなものないかと思いますが、継続できないだろうと思うのと依頼してもそれが出来ると思えないのです。

今日も昨日聞きに来られ、食事会がありますので12時に来てくださいと話すと「頭がポーとしてるので紙に書いて」食事会と来週の予定を書いて渡したのです。それも昨日に限らず来られたらいつもです。

案じたようにいつもは早朝に来られていたのですが姿が現れないので「もしかしたら忘れられた?」最後まで姿が見えませんでした。

さろんで緩やかな対応と受け入れをと心がけているのですが、相手のあることですから、最近は困難なことが多くなってきています。家族の無い方は、わたしたちと包括支援センターの皆さんや地域の方々の協力とでしているのですが、家族のある皆さんが協力的な家族と無い家族とでは気持ちが違って、対応に困る時があります。

でも空堀にあるさろんとして何とか皆さんを支えたいと願っています。今日待っても姿を現されなかったKさんから今のさろんの状況を書きました。