高齢者外出介助の会

さあみんなで出かけましょう!

静かな休日

2007-04-30 22:25:24 | 思い出

連休初日の今日は私の教会の方の結婚式に米原まで行ってきました。学生時代彦根に下宿をていましたので懐かしい所です。米原、長浜は友人が今もいて久しぶりにこの機会を生かし友人に出会うことができました。40年以上の付き合いで年月は人を丸くするのかあきらめの人生になるのでしょうか?とても情熱的で行動力のあった友人ですが、古い因習に(私から見ると凝り固まった所)あわさざるを得なかったのでしょう良き妻、良き嫁を務め、今いえるのはよく頑張ったねとねぎらいと、慰めの言葉です。私には到底出来なかったことです。今は物静かで、若いとき二人で時間の経つのも忘れ、生きることを語り合ったことが想像さえできないような彼女です。お嫁さんに「お母さんが意見も言わずそうしたのですね?」といわれるぐらい今はかけ離れた優等生の主婦の姿です。この物静かな友人にいつも私は慰められ励まされていました。悲しい時、苦しいとき、決心を迫られるとき滋賀県の木の本を尋ねていました。長い歳月は二人の人生を色づけてくれ、それぞれの人生を話しながら味わ楽しい時間でした。どこにいても琵琶湖がある背景で、この情景がこの友人の心を穏やかにしたのだろうかと思いつつ春の緩やかな時を過ごして帰って来ました。


若年認知症

2007-04-25 11:29:47 | 外出介助

昨日若年認知症支援の会、愛都(アート)の会事務局長杉原さんが訪ねてこられました。電話で一度、話はして聞いていましたが、若年なるが故の苦労を皆さん負っておられます。先ずデイサービスが受けにくいというより受けられない。お年寄りの待機者がある中認知症だからと若い方に席は空けてもらえない。また、家族の生活の担い手なので生活が成り立たなくなる。共稼ぎをされていてもデイサービスなど利用できないので仕事をやめ介護に深く係わらざるを得ない。その上世間の誤解(ピック病など)から閉じこもりますます悪化していく。そのような皆さんに手を差し伸べ奮闘されているのです。私たちに又会にどのような支援ができるのでしょう。すぐにでも何かできたらと心は動くのですが緩やかに関係を作りながら支える方法を作り上げていくことでしょうか。そして、私たちの会でも支援の中で偏見や差別に正しい情報を伝え理解を求めていくことでしょうね。理解者が増え生活のしやすい環境に変えられることを願います。先ずは、春のコンサートで共に楽しめたらと願っています。


ありがとうございます

2007-04-21 21:44:05 | 外出介助

大阪商工信金社会福祉賞を頂くことになりました。心から感謝いたします。去年12月に来年度の予算を作る時期、会計担当から来年数ヶ月で資金が底をつくと言われたのです。はじめから分かっていたことですがついに来たと話し合い事務所だけのスペースで小さなところうに引越しをしよう。2月末を持って不動産屋に連絡をと決定されました。でも少しの望みを持っていた私は「お金のあるとき努力しなかった私の行動力が不足していたことを反省し資金を支えてくださるサポーターを探し支援を依頼すると」考えを話し了解をもらい引越しは少しの期間様子を見ると撤回してもらいました。選考委員会が3月にあり決定されると聞いていましたのでそれまでは希望をつなぎ待ちました。このたび、新聞に発表されやっと皆様にご報告できました。また、会の利用者、会員、今まで支援くださった皆様にも心ぐるしい依頼もしましたら心配して持ってきてくださった方、さろんに来る方から「ここがなくなったら困る」と協力を頂いたり嬉しいことがいっぱいありました。私たちはお年寄りの外出に同行し話のなかで、知恵や出会った喜びをいただいています。その上、このように皆様からも大きな喜びをいただけたことに心してこれからも活動を続けていきたいと思います。今後ともご支援いただきますようよろしくお願いいたします。


オルゴール

2007-04-10 11:06:54 | 外出介助

先週の土曜日最新情報でお知らせしていましたが、オルゴールコンサートをサロンで開きました。中西さんの秘蔵のオルゴールによるコンサートで私も初めてで楽しみにしていました。エジソンの蓄音機の出現で廃れたと話でしたが、改めて昔のよき時代をしのぶことができました。百年たったオルゴール。日本に数台しかないオルゴール。一つひとつのオルゴールの説明とまつわる話で進められどのオルゴールも暖かな音色で心に優しく響きました。数回オルゴール館で聴いたことがありますがこのように満足した時間はありませんでした。笑顔で話され、聴くだけで私たちも嬉しくわくわくするから不思議です。奥様を亡くされ哀しみに沈んでいたとき、たまたま奥様と聞かれたオルゴールに出会い「自分も楽しく周りの人たちも楽しくなるようなこと」と考えられたそうです。中西さんの喜びが溢れるような笑顔を見ながら私たちの介助の会の働きも思いました。普段から私たちが楽しまないと介助されるお年よりも楽しくないでしょうから、ボランティアの皆さんに楽しんでくださいと話しています。素晴らしい笑顔は誰をも癒し喜びを与えることを再確認しました。これからもお元気で私たちに喜びを運んでくださることを願い中西さんの活躍をお祈りします。