高齢者外出介助の会

さあみんなで出かけましょう!

前進します!

2010-03-16 17:39:40 | からほりさろん

最近多くの方がさろんに来てくださいます。

会員に会の資金が尽きたことを知らせしてしまったのです。また、朝日新聞に掲載された記事を読んで来られるかたもあります。

大阪ガスいきいき市民推進室の皆様も心配してくださって、会のバザーに少しでも助けになればと沢山の品物を提供しさろんまで持ってきてくださいました。

また、会員が多くの皆様に知って欲しいとインターネットでも情報を流してくださってそちらからも「何か手伝えることがあれば言ってください」とありがたい連絡が入ってきました。

本当に皆様の心が伝わって嬉しいです。

また先週「命あるものだから捨てるのは苦しい。どっかもらってくれるところは無いかと聞いたらからほりさろんを教えてもらった。処分の費用も出しますから」と植木を引き取ってと高齢の婦人が持ってこられました。

私も経験が有りますが、枯れかけたのが芽を出し伸びるに負かせ、其の上素人の悲しさで土はがちがちになっている植木たちでした。

見るに忍びなく、知り合いの植木屋さんにSOSを出すとすぐに来て、土の入れかえ剪定をボランティアでしてもらいました。お陰さまでとても見やすく姿がすっきりとしました。思いつきの依頼も快く協力頂きました。

こんな形で沢山の皆さんが力を貸してくださって、支えてくださっていることに本当に幸せ者だと思います。

といって明日にでもつぶれるように思われているならちょっと待って!です。つぶすつもりは無いのです。

会員と心合わせて継続できる道を探し前進したいと願っていますから。行政の支援を受けずに、高齢の皆様を支えていく方策と自主財源を作り出す方法を作り出していきたいと悩ませています。

この一年よれよれかも知れませんがとにかく頑張ろうと思っています。


からほりさろん

2010-03-05 09:58:01 | からほりさろん

昨日のことです。事務所を開けまもなく商店街のお茶屋さんが来られました。「新聞の反響ある?」と言いつつ「お金だけやったらあんたいややろ」とさろんの前に出しているミニバザーの箱からお湯飲みを選び「これもらうから」と寄付を差出されました。

ここが無くなったらあかんとも言ってくださって、心使いが嬉しくて帰られたあと涙が出そうになりました。

ここの商店街に移って10年。この場所に来て6年になりました。

始めて商店街に開いたところうは谷町筋の東側でした。2004年に寄付を頂き今の場所に引越したのです。

2000年当時「あんたらの世話にならんでも、ネットワーク委員がいい働きをしている」と東側のある役委員さんが言われました。すげない反応だったのです。

10年の歳月と一階の誰にでも見られ場所にからほりさろんを開いた結果が少しずつ皆さんの心がひらかれてきたのでしょか。

この空堀はとても高齢者の多い町です。私達の夢は、高齢の皆さんとさろんで出会い、良い時間を過ごしていただく場を開き続けたいことと、老人ホームや子供達の家にと移らずにここで最後を迎えられるような支えが出来たらというのです。

この度の記事は、朝日新聞の記者染田屋さんが去年の暮れから取材に来られて日の目をみたのですが、私達のさろんだけでなく、安心出来る。困ったとき気軽に頼める。緩やかに見守ってくれる。そんなところうが街中に沢山出来ることを望んでいます。

そして、介護保険がもっと使いやすくなり、さろんなど補完的な働きが進められ高齢の皆さん誰もが良き人生だったと思われるような環境が整えられたらと願います。

でももっと運営資金に行政関係者も目を向けて欲しいと願っていますが、反面自主財源を生み出し行政の世話にならない仕組みを作り「金が無い」といわれた行政関係者を見返してやりたいものとも密かに考えています。


高次機能障害講演会

2010-03-04 10:25:52 | 暮らし

日曜日、朝日新聞厚生文化事業団主催高次機能障害の講演会に行きました。思っていたのと違って大勢の方で会場は一杯でした。

こんなに多くの方が苦しんで、悩みを抱えてられると思いめぐらせ、交通事故が其の何割を占めるのでしょうか?改めて車社会も垣間見へました。

一番悩んでおられるのは、当事者でしょう。次に家族の悩みです。

事故で表面的には回復しても障害は頭の中は見え無い上複雑な感情や時間、場所の認識や言葉にまで及ぶようです。

自分はだめな人になったと本人の落ち込みを誘い、さらに周りの人が出来ないことで攻めるとますます自信喪失し悪循環になる。係わり方は、出来たことで褒める、励ますのが大切だということでした。

当会にこの障害を抱えた方が食事会にボランティアで参加いただいているので、係わり方のヒントなど学べたらと参加したのでした。

先月の食事会で魚を三枚におろすのに魚屋さんでは断り「内に凄い料理人がいるから」と話したと其のRさんに話しました。

ちょっと喜んで下さったように思ったのですが、この講演会でよかったのだと思えたのです。板前をされていたので、簡単な切り方など解って当然と思うときがあるのですが説明で理解できましたし、伝え方、係わりなど多くの収穫のあった講演会でした。

これから、共にボランティアとして励んでいただくのも私達の行動と言葉かけであると思って楽しみが生まれました。