前に数度ブログに登場したkさんですがやっと定期的にお風呂に入るようになりました。
かかわりは5年ぐらいになるでしょうか。商店街の1階にサロンを開きまもなくですが、ホームレスのような姿を見たのです。
不思議に思い聞くとお父さんが亡くなられ20年になり近所の方々が世話をされていた。年に1度ですが路地に見えないようにして行水で体を洗ったりされていたのが、悪態をついたり勝手なことを言ったりするのでみんなが我慢できずに手を差し伸べるのをやめてしまったというのでした。
おせっかい?でしょね。私が気になって経緯は忘れましたが、お風呂に週1度誘い一緒に行き定期的に行くようになりました。着替えを私が洗っていたのですが、習慣にするにはKさんに洗ってもらはないと渡したら、洗わないで、ついに隠れたり逃げ出したりでお風呂に行かなくなったのです。
そして又時間がたち見かねた会のボランティアIさんが月に1度入れてくれるようになりました。
それも毎月となると負担がかかりIさんも足を悪くして「何かあったら助けられない」と包括支援センターに助けを求められました。
やっと、担当の課長さんが本気になってくださって色々すったもんだの末介護保険につながりました。そしてデイサービスで支援を受けることが出来ました。
ここまでたどり着くのに、近所の皆さんの見守りや支援、私たちボランティア、包括支援センターとが一つになったのが原動力でした。
それでちょっとからほりの介護力を自慢したいのです。