あとわずかで2009年になり、今年積み残した物事が少し頭をかすめています。
からほり新聞が発行できなかったこと。年末何とかしたいと思ったのですが、腰の重い動きでは協力をしてくださる方にも負担をかけたようで日の目を見ることは出来ませんでした。来年の私の反省とですが行動を改めようと決意しています。
さて昨日「未来を写した子供たち」を見ました。
インドの売春街に暮らす子供たちの現実をアメリカのカメラマンが写すうち、彼らの目を通して映し出したらと、彼らに写真を撮る楽しさを教えるのです。
子供たちの澄んだ目で撮った写真を本国に持ち込み支援の輪を作り、子供たちと希望を共有するドキュメント映画を見に行きました。
インドの子供たちというので引かれ、どんな暮らしだろうと?私の働きにヒントとになったらと出かけたのです。
カメラマンの熱意に出だし眠たかったのですが引き込まれていきました。
子供たちの暮らしは貧しいものでしたが、目に明るさがあり伸びやかさが感じられました。
子供との出会いから、写真の写し方を教え、カメラマンが出来た写真を国に持って行きプロに見せました。
私が良いなと思ったのは、アメリカでは子供たちの写真を評価する人たちと支援する人が居ることです。作品を展示し販売し基金をつくり支援の基盤も築いていくところうがうらやましく思いました。
一人でこのような大きな仕事を進められたのはカメラマンの熱い思いとアメリカの人々の底力だと感じました。
私たちの会も来年このままでは6ヶ月しか持ちません。資金難にあえいでいます。まだ進むべき方向も定まっていませんが形の無い漠然とした勇気を与えられました。
もう一つはこの日本では心動かされることが少なくなったように思うのですが、世界で私たちを必要とする人たちや所があると。働くところがあるのだと「歳」をふと考えてしまいました。
みなさまも梅田のガーデンシネマに足を運ばれるようお勧めです。