高齢者外出介助の会

さあみんなで出かけましょう!

頑固?

2013-02-21 21:24:21 | からほりさろん

今日は食事会でした。いつものようにSさんを迎えに行きました。Sさんは緑内障でかすみがかかったようですと話されています。いつも迎えに行くのですが、わかっていると思うのに出てこられるのに時間がかかりました。

去年の暮れに入院されていたご主人が亡くなられました。心配していましたが入院が長かったのか、一人の時間に慣れておられるのかサバサバされているのでほっとしていました。

今日は外に出てくる時間がかかった説明を「テレビを切ろうか悩んで。主人の写真をテレビの前においているので、写真の目を見ていたら、見てるのにかわいそうとつけて出て行くようになった。」

ご夫婦は金婚式も終わって50年以上の歴史があるので、そんなに思うのかなーと思ったのですが心に言葉がしみてきました。

また、今日は雄弁でいつも食事の後の帰宅は「一本道だから一人で帰る」と決然と言われ、誰も来たらダメというように振り切って帰られます。

足元はおぼつかなく心配する私たちを追い払うようにされるのです。それで食事会の帰りは見かけ一人。参加くださっている男性が二人知らん顔をしながら家まで数歩後を護衛しつつついてくださっています。

Sさんはそれがわからず、「気持ち悪い。私の後を2人がつけてくる」と娘さんに相談したそうです。

娘さんは「そんなことないやろ。」と言ったと。私はSさんの帰られるときの様子を説明し、二人が心配して家まで送っているとばらしました。「そんなら言ってくれたらいいのに」と今日はいつもと違ってやわらかい答えでほっとしました。

食事が終わってみなさんとコーヒーを飲み楽しそうに話し今日は送られて帰って行かれました。


Zさん

2013-02-19 14:57:50 | からほりさろん

この数日毎日来られるZさん。80歳になるそうですがすこぶる元気です。理由?借家が気に入らないとすぐに転居されるのです。

続けてこられるのにまた転居したのと、転居して3日ぐらいだと思うのですが、もう紹介してくれた隣の住人にわけがあって嫌になったそうです。今日はこれから家主に会って契約の解除を話に行くと帰っていかれました。

話を聞くと、わがままやなーと思うのです。でもZさんの言い分はありますので聞くしかありません。

確かに若いときは苦労をされ娘さんを育てられました。働きながら高利貸しのようなこともされていたようで、啖呵を切るというような話は凄い言葉で迫力があります。初めはどんな人と思ったのですが、何かあれば飛び込んでこられ、報告に来られ、最近では頼りにされているのだと思い、出来るだけ話を聞き受容しようと頑張って?対応しています。

今日も「何でこんなことばっかり起こるのや?」ちょっと切なそうでホロリとしました。

転居する。転居した。と聞くたび「もうこれで終わりにしいや。引越し貧乏になるよ」といっていますが、効き目は無いようです。

自分が自由になるお金があるからと思うと不幸やなあーと気の毒になります。

これから家も探すと出て行かれましたが早く落ち着き先が見つかりますようにと願わずには居られません。


ブラザーミシンをもらいました

2013-02-18 17:02:08 | 暮らし

中央区社協ももさんの担当者から「足踏みミシン要りません」と問い合わせが来ました。

前から人形の手を縫うのに指先までは足踏みがいいなというので足踏みミシンがほしいと思ったことがあり「相談してと」答えを伸ばし、人形つくりを担当してくれている会員に相談しました。Misinn320「もらっといて」という答えで頂くことにしました。

昔はやった四角な形の足踏みと思ったら!ブラザーの動力ミシンで懐かしい形で、今まで良くあったなあーと感動しました。

早速事務所に運び込みましたが置くところで一苦労。今わたしの椅子の後ろにありますが、ベルトが伸びて緩んでいるので点検をしてもらう必要が在りそうです。

でも、こんな古いミシンを見てくれるところがあるかしらん?少し悩みも増えました。

皆様にはちょっとこのミシンを見て楽しんでください。


母であること

2013-02-01 16:26:08 | からほりさろん

久しぶりにさろんにこられたMさん。長いこと顔を見ていなかったので気にしていたら年明けに近況の連絡がありました。

「動けなくなってじっとしていたけれどやっとよくなったから暖かくなったら行くわ」

この電話の後もこられなかったので一度電話をしました。「心配してくれて有難う。また行くから」やっと顔を見せてくださいました。

動けなくなって寝ていたけれど、少しずつ動けるようになった。お医者さんも、歩かないと筋肉が落ちるから少しずつ動くようにと言われている。

今日は暖かいとラジオで放送していたから来た。といいつつお饅頭とパンのお土産を出されました。

動けなくなり家で寝ていた様子を話「どうしても腹の立つことがある。どっかに訴えようか」聞くと、仕事をしていた時の話と、会社が倒産した時、社長家族の対応が今も思い出すと腹が立つと。

何度か聞きましたが「訴えて腹の虫が治まる?」というと返事がないのです。腹の立つのは分かるけど、相手にしないで。自分の健康にストレスが関係してもし病気になったとしたらあほらしいよ。私の感想を話ました。

落ち着かれたので同居家族の娘さんの安否を聞きました。いつも話しに出る娘さんと関係が悪く「口も利かない。」ぼやかれていたのです。

動けなくなって、この娘さんが180度変わり、今までまともに受け答えしなかったのが「行ってきます。」「今日は遅くなる」「歩かなかったら悪いから付いていくので表を少し散歩しょう」誘ってくれたりと話してくださったのです。

今まで、ああしないからこう言ったなど、過干渉で押し付けや。といくら言っても理解がもらえナッカタのですが、動けなくなって「頼むようになった」本当に驚きましたが、娘さんも出る幕がなく困ってられたのでしょう。やっと、お母さんが一歩譲ってくれたので、自分の気持ちが出せたのでしょう。

本当に、Mさんはつらかったかも知れませんが、家族が回復したことが嬉しくて書きたくなりました。