高齢者外出介助の会

さあみんなで出かけましょう!

私たちの夢

2019-10-07 17:21:19 | からほりさろん


私達には二つの願い、夢があります。
1つは空堀サロンの活動を続けたいのです。
空堀サロンは2003年に今の場所に開き今日までつづけてきましたが、最近この場の維持に苦慮するようになりました。
サロンを開いた目的は、高齢者の皆さんの多い空堀に気軽に行け、話し相手がいて、いつ行ってもいいというような場があれば。そして来てくださる皆さんと話の中で、どんな支援や支えがあれば住みやすいか知りたい事。そして希望の多い願いは実現していきたい。
この場で16年開き続けています。その間いろいろな人の出会いもありました。最近月曜日はハーモニカ、第1、第3水曜日は童謡・唱歌を歌う会(大阪府社会福祉指導センター)木曜日は食事会を開き一人暮らし高齢の皆さんに楽しんでもらっています。それ以外いつでも開いていて誰でもおいでくださいと表に貼っています。
またここは空堀商店街の入り口にあたり、空堀に来られる人は外国人や本で見たと言いつつ長崎や横浜、福井、北海道などからも、また年齢も様々、来られる理由も様々です。
悩みを抱えてこられる若い方、空堀の事を教えて。昔こんなとこがあったけど今もありますかと訪ねてこられることも。また前を通って行かれる方の時には安否の確認だったりで、さて何をしてるのと言われると雑多で説明のつかない事ばかり。
それでもここはいいと毎日に近く来られたり、こんなところがもっといっぱいあればいいのにと嬉しいことを行ってくださる方などで一日は終わります。
こんな場ですが継続したいのです。それは次の希望、二つ目にもつながっていくものです。

2つ目は空堀で一人暮らしの方が病気などで体調をくずされたとき休める場をつくりたいのです。
空堀では近辺に大きな病院がたくさんありすぐにそれらの病院に入院されます。高齢であると言うので、病院では大事を取ってベッドから降りて歩くことができないことが多いようです。すると2,3週間で歩行はおぼつかなくなり退院時車いすに。そしてそのままでは帰れずリハビリ専門病院に転院。歳をとられると成果もなかなかで数度の転院で施設にと言うのがお決まりコースのようです。これって悲しい。病気は治っているのに、日常の暮らしができないというので病院にまたそうこうしているうちに、認知症を発症と言うこともあります。
高齢の皆さんが、思い描いた人生を全うできないって?思ってしまうのです。それより病院ほど手厚くなくとも、休めて食事の心配なくトイレは最後まで自分ができたら。そしてここで治るのも治らなくても自分で納得のうえ選択してほしいと願いです。そこには往診専門のお医者さん、訪問看護師さんなど医療も出前でまかなうと考えています。
こんな場はいかがですか。サロンを閉めるとそんな機会もなくなるのではと思うこともありやはり開き続け、訴え続けなければと思っています。

どうか、私たちの願い実現にお1人でも多くの皆さんのお力をお貸し願いたいのです。
そして誰もが自分の願う人生の終い方ができたらいいのにと切なる願いです。

チャリティーにしたのはこの話を10年以上空堀で話続けて今も実現に程遠いのです。皆様のお知り合いなどにお話しくださってご協力よろしくお願いします。高齢者外出介助の会を作って26年になり年齢を重ね後10年も20年もありません。どうかできるうちに実現し後継の方に引き継いでいきたいのです。
どうかお知り合いにもお話しくださってご協力くださいますようよろしくお願いします。

夢を伝える

2018-11-14 16:45:27 | からほりさろん

良かった。
会では皆さんからいただいた衣類など売ってサロンの家賃にあてています。それも毎月ぎりぎりで、先月も「やっと払えた」。
それで買ってくださるのは嬉しいですが「負けて」とか値切ってこられます。度重なるとがっかりして対応が尊大になってしまうのです。これはいけないと私たちの台所事情を話せたらと反省しました。
「一円、二円に困ってられるように見えないけど、私たちは困っているので協力ください」と話せたらいいのにと、言葉までかんがえました。
今日それができました。ちょっと値の張るコートとジャケットを取「二枚買うから負けて」
「負けてと言われるけどそんなに困っておられるようには見えない。私たちの会はこのさろん維持で毎月支払いに困ってやっと維持してる。それに赤字でほんまならやめたらいいけど、夢があってもう少し頑張ろうと思う」病気になった時寝に来る場所を作りたいと夢を話しました。「そうやね、ここはお年寄りが多いからね。」共感してくださって、「ごめんね」まで。話せばわかってくださるのですね。あきらめていたので、これからも奮い立たせて話します。

サロンのお客様

2018-08-31 23:26:04 | からほりさろん

今日昼過ぎサロンの前に若い女性がじっと立って中を見ておられるようです。はじめどうされると窺っていましたがずっと動かれません。私が気になって「どうされました。入りませんか」「話し相手がないのです」「じゃあ入って」当会のガラスの扉に話し相手のほしい人と書いているのです。かなり前ですがやはり「話し相手のほしい人」と書いてると来られて1年ぐらい続いた方がいました。今は仕事に就かれていますが。今日も、はじめ話しづらそうでしたが、そこにTさんも来られたので、私は病院に1時間半ほどしたら戻ると出かけました。
帰ったら皆さんおそろいで居てくださったのです。
4時過ぎに他の方は帰られましたが、Mさん(来てくださった女性)はゆっくり話していかれました。

私ももともとあまり掃除や片付けは上手ではありませんが、去年の暮会員さんから「毎日小掃除してる」と聞いて真似しで毎日5分、10分を掃除に充て少しだけしています。今日はトイレと2階のベランダを掃除しただけです。そんな話をしていたら、心を許してくださったのか心が不安定でなにもが手につかない。家も片付いていないと家の様子も話してくださったのです。たぶんできない自分をだめと思われているだろう。でも少しずつなら何とかなるし達成感が持てたらと思ったのです。
「全部いっぺんにきれいにしようと思うとしんどいけど、5分か10分一山だけ崩すつもりで片付けたら」「それいいですね」こんな話をしていたのですが、入って来られた時すごく不安そうでしたが、にこにこと素敵な笑顔で「いい笑顔」というと気持ちがいいからと答えでした。「そろそろ帰らないと」Mさんが腰を上げられたのを機会にまた来てくださいと声をかけて別れました。今日のいい出会いをおすそ分け。

2017-11-18 07:34:08 | からほりさろん


昨日は12月に転居される94歳の方が「布が一杯あるので取りに来て。あんたが必要と思うものを見てくれたら後はほっていく」声が掛かりました。
約束の時間に伺いました。腰が曲がって体を二つ折りに布がある部屋に案内してくださって、一つ一つ布の歴史を話して、なかなか作業が進みません。
家が古くなり寝ていた部屋の屋根が落ち雨漏りが激しくなったそうで、地主がその土地を売ってしまい、空堀で探したけど無く、また高齢の一人住まいは更になくて、仕方なく息子さんのおられる尼崎に転居されるらしい。
空堀は30年前に亡くなったご主人が、からほりさろんのある向かいで生まれてそこに嫁に来たのでずっと住んでいたい。ここで終われたらよかったのに。布を見ていて話を聞くと、布に歴史がありどれもいとうしく捨てがたい気持ちに。聞く私がそうなんだから、語るKMさんはもっと思いがつよでしょう。それでも新しい生活に向かう覚悟で捨てることにされた決断に複雑な気持ちを感じながら、私も決断をした時間でした。すべてに、感謝です。

今日気が付いたこと

2017-09-10 22:40:03 | からほりさろん

今日礼拝で気が付いたこと。
「強くあれ、雄々しくあれ」歌いだし、このみ言葉を思い出しました。今まで苦しい時や勇気を出さねば委縮しそうなときこのみ言葉を言いながら自分を励まし、進んでいました。
その言葉を忘れていました。そして次に思ったのは、イエス様が水の上を歩いてこられた時、ペテロが私を呼んでくださいと言い、水の上をイエスのほうに向かって歩き出しました。波の大きいことに目がいき恐ろしくなりイエスから目が離れ沈みだし、「助けてください」信仰の薄い人だとイエスに助けられる個所が聖書にあります。
私ははっと気が付きました。それは今私たちの会は金銭的に大変で、これからがこのままだったらと導いてくださるイエスから目が離れペテロのように波を見ていた。世間に目が行っていたことに気が付きました。私の見る方はイエス以外にありません。今持っているビジョンは主から来ているのだから主から目を離さなければいいのだと気づかされました。
明日から弱音は吐かず将来に向けて進もうと思いました。