昨日はハーモニカが終わった後Nさんと話しました。
Nさんの元気な時は、話題も多かったと思うのですが、今は同居家族の不満と亡くなられた姑さんのことで2時間ばかり。
聞いた私は「こんな思いをずっと持ち続けて来られ、解消するとか見直す時間が持てなかったのかなー。」周りに気を使って、心優しい方でした。今もその様子は変わりません。ただ、私なので気を許して、心の奥にしまっていた思いを吐き出しておられるのでしょう。
理不尽なことは今日まで一杯私もありました。いつまでも抱えていると、心は汚い思いでいっぱいになりあふれます。新しいきれいなものに変えるのに、ぶつかりながらも自分で掃き出さないと詰まる一方です。怒りや、恨み、悔しい思いを。
私は、ある時気づく機会が与えられ、手放せたから今は温かなところにいられ、そのような機会に出会ったことを感謝しています。
沢山の方がサロンに来られますが、苦しい、悔しい、腹立たしいと時間が過ぎているのに持ち続けている方の話は、それだけ苦しく悲しい目に合われたのは共感できます。でも、一方で、いつまでも持ち続けるあえて言わせてもらうと、愚かさに気付いてほしいのです。
生きる時間は有限です。与えられた時間を幸せな時間に、また不幸な時間にするかはゆだねられています。
変えるのは自分しかありません。今どっぷりつかっている方を引き上げるのは難しいかもしれませんが、これからそのような体験をされるかもしれないみなさんには、いきいき生きる道を選んでほしいと聞きながら思ったのです。