高齢者外出介助の会

さあみんなで出かけましょう!

バリアフリー展

2008-04-30 17:15:09 | 暮らし

4月25日から27日までバリアフリー展が見本市会場で開かれていました。

参考になればと覗きにいきました。会場で前から気に入っているホクメイのポール式の手すりが出展してたので係りの方に声をかけました。

簡単に自宅を改造せづに取り付けられ自在に使い勝手が悪ければ取り外せますし、設置してもとにかく使う人によって変えやすいことが気に入った一番の理由です。

サロンを開くとき事務所に設置を思ったのですが費用のことで諦めていました。あまりお金をかけられなかったのです。

でも、付ければお年寄りに知っていただけるし手軽に出来るので自分の家にもひとつつけようと思う人が現れるかもしれないと思っていました。

Tesuri

会場でそのことを話しお願いしてみました。担当の部長さんの御好意でつけていただけるようになりました。皆さん!自慢のトイレを見に来てください。使い勝手などモニターしてください。

福祉用具、介護用品の
開発・製造・販売

DIPPERホクメイ株式会社

それともう一点はバリアフリー展に行って疲れてしまいました。主題は介護なのでしょう。力仕事という認識でしょうか機械、機械で本来、介護は人の手と思うのですが、男性諸氏の発想だと。次回もう少し優しさも見たいと思って不満の中帰途に付きました。


暮らしさぽーと養成講座

2008-04-21 17:36:31 | 暮らし

5月から暮らしサポート養成講座が始まります。多くの皆様に参加していただきたいと心から願っています。

2000年に介護保険がスタートした時身内で介護されている皆さんには朗報だったと思うのです。

私の母が股関節の骨折で入院しリハビリを始めてまもなく、まったくの寝たきりになりました。自宅で私たちが交代で看護をしながら大雑把にその年の4月から始まる介護保険の支援を考えました。

介護5でも食事の時間と着替えや排泄で時間がとられ、室内の清掃などには手がつけられないと気がつきました。実際に直面しなければわからないことばかりです。

始めた頃顧客獲得に事業所の甘い査定のように思ったこともありましたが、今はもっとサービスが低下し、家族が同居していたらかなり厳しい結果で支援を受けられないこともあります。24時間のことを思うととても安心して年をとることも出来ません。

皆様にこの現状を知っていただきたいし、介護に参加をして欲しいのです。参加されることは知ることになりますし、改革や改善、またもっと良い介護制度を考えることもできます。今は、心淋しい制度です。(ちょっと言い過ぎを許してください)

地域の皆さんの力や知恵を集め住みよい町にしないと、必要になったときには間に合わないことばかりです。作るのに時間がかかり年を取るのはあっという間です。若いからまだまだは危ういです。一瞬のまです。脅すつもりではありませんが、実際に私と同じ年の方が寝たきりになって7年目になります。

自分の生き方は40才を節目にして過ぎればしっかりイメージを持ってとねがいです。その生きたい自分の姿に向かって、必要なら支援をつくり出し進みませんか?私たちと共に!!!


越えたくない山

2008-04-12 10:57:32 | 暮らし

先日手押し車で町を歩くお年寄りの調査に筑波大学から来られたことは書きました。

その調査に協力してほしいと利用されている会員にお願いし数人の皆様に来ていただきました。95歳の方にも声を掛けたのです。

谷町の駅まで迎えに行き、事務所までご一緒したのです。その道々話された言葉が気になりました。

健康に人一倍気を遣われているなと話しの端々でいつも思うのですが、ある時当会会員Aが尋ねて行ったとき卵を分けられていたそうです。少しもらったと事務所に持ってこられたことがありました。

会員は卵が気に入って友人にも話し分けてもらうようお願いし、いくらかを取り分けてもらっているということでした。

道々の話しは、配達された卵を受け取りみんなに分ける作業がしんどくて一日仕事になる。でも、頭の体操と自分に言い聞かせていると。

卵を受け取りに行くだけといってもA会員こんなにしんどい思いをされていることに気がついているのだろうか?私も姑から聞いていたのですが「80才は80才のしんどさがある」。

姑の話が頭に残っています。普段こんな愚痴話をされることの無いこの会員さんが話されるのです。しんどいのだろうと思うのです。

でも、反面そのことで、一人暮らしの寂しさが卵を受け取りに訪れて来るA会員と話が出来少し和らぐという面もあるのです。

昨日、やっぱりしんどいと言われたことが気に係りA会員の友人のB会員にこの話しをしてA会員に善処をお願いしました。

結果はおせっかいになったかもしれません。私の願いはいつもどちらにも心を配ることが出来、快い解決に向け手伝えたらと思っているのですが。

何度も何度も思います。年とることは出来ていたことに時間が掛り、出来なくなっていくのだと。そして、出来なくなっていく自分を受け入れる越えたくない山があると。


埋められない寂しさ

2008-04-06 20:13:00 | 暮らし

「手押し車」を押しながら歩いているお年寄りに話しを聞きたいと昨日、筑波大の方が事務所に来られました。

3月に空堀商店街を松屋町筋にくだって来られ「こんな会がある」と喜んで、お年寄りから聞き取り調査に来たいといって帰られたのでした。

花見時期は天候が不順です。天気予報と相談しながら4日に決めたのです。車を押しながら傘もさせませんから。

4日にして本当に良かったです。天気もよく暖かかったのが何よりでした。会員の一人も冬にこけて暖かくなってきたのでそろそろ外にリハビリで出ようと思っていたと、一人で頑張って地下鉄に乗って来られました。桜日よりで外出介助の会の事務所前を大勢の方が行ききされたので、手押し車を押している方に声を掛け、協力していただけました。

そのお一人が話し終わり雑談で、「今日は嬉しかった話が出来た」と。「家族と同居で昼間は一人です。二階に一人暮らししています」昼ご飯はお嫁さんが戻って作ってくれ一緒に食べておられるようなのですが・・・。もう一人、会の方ですがボランティアに帰りの道々、「今日はよく話を聞いてもらって嬉しかった」と話されたそうです。

このように高齢の皆さんの言葉を聴くと私は切なくなります。家族が有っても無くても埋めることの出来ない心の寂しさがあるのでしょう。 

年を取って生きる厳しさをまた見てしまったように思いました。


チャレンジ

2008-04-04 17:26:45 | 暮らし

皆様応援下さい。

高齢者外出介助の会の事務所は何度も書いていますが資金難で引越しを視野に入れていました。

今日朝から現状を考えてみたのです。今年度一年間は維持できるのですが、繰越が底を突くということなのです。先日当会に支援してくださっている税理士さんが来られ「大丈夫でしょ」と勇気を下さったのです。

言葉にすがるわけでは有りませんが、逃げ出す決心より続ける決心をしよう。前向きで進めれば、どこかで心が通じると。後ろ向きで、泣き言を言っている人に応援はしにくいですね。がんばります!

ちょっと宗教色になるかなと気になっていますが、朝から聖書を読んでいて気づかされました。それは、王様が戦争に出かけるのに、待ち人が来ず、みんなが信頼せず去っていくように思えて、来る人を待たずに神様に供え物をしてしまうところがあるのです。

その人が来て、待てなかったことを攻められるのですが、いつもこの箇所になると私は「そうだそうだそうしてしまうよ」と思ってしまっていたのです。今日は私に神様が語ってこられました。信頼しなさい。

今までも、困ったとき本当に神様と思うようなときがありました。今回も、神様にお任せし、毎日を積極的に明るい場にし、高齢の皆様を支えていけばいい流れになると思わされました。

心に安心の芽が育っていくようです。