高齢者外出介助の会

さあみんなで出かけましょう!

ホテルでステイ

2007-05-31 10:26:27 | 暮らし

高齢者でデイサービスやショートステイを利用したくない方が案外居られます。

今日も友人と話をしていましたら、その友人の恩師(96歳)が老妻(81歳)に、用事で遠くに外出されるのを「わしが死んでいたらどうする?」と外出を阻まれたそうです。普段もデイサービスを利用するなど論外だそうです。その話を聞きながら平均的に明治、大正年令の男性はこのような発想の方が多いように思います。だからといって女性はないというのではありませんが。そこでふとひらめいたのですがホテルを一時避難所と言うか、ショウトステイ先に選択肢の一つに加えたらいかがでしょう。そのような方々の家族の旅行や急な宿泊を伴う外出のとき高齢の方々をホテルに泊まるというので対応できないだろうかと。それで、あるホテルに聞いてみました。「うちはバリアフリーになっていませんし、ルームサービスもしていませんから受け入れは無理でしょう」という答えでした。どこかでホテルの皆様考えていただけないでしょうか。ホテルですから要介護5などと言う重度の方はもちろん考えていません。御自分のことはそれなりにできるけれど、食事作りなどは無理と言うような高齢者を対象に短期間別荘に行くような軽い感覚ではいかがでしょうか。まもなく高齢者が四人に一人という時代を迎えます。考えないほうが商運を逃しませんか?


コンサート 2

2007-05-28 11:11:17 | インポート

土曜日のコンサートのアンケートを今日整理しました。皆様の声からご紹介します。   ☆主催者も歌う方のことも、何も知らずにただ友人に誘われて来ましたが、これから(今助かる)さらに心を新たに介護に励みたいと思いました。(母95歳。寝たっきりではありませんが・・・少ししんどい毎日です)とてもあたたかいコンサートでした。本当にありがとう。あたたかいで介護に当たれますように。                           ☆元気な頃は二人でコンサートも何度足を運んだことでしょう。今は朝の涙を消すため、一歩外へでると、私と二人の別の世界を見るつもりで、時間を過ごします。今日も楽しい時間有難うございました。とても美しい声に癒されました。多くの人たちに笑顔が出ますようこれからも頑張ってください。  ★来て下さる皆様に私たちも励まされ続ける力がわいてきます。もっと多くの皆様に知っていただき来て下さったらと毎回願っているのですが、今回は継続する気力を頂きました。有難うございました。   

     


コンサート

2007-05-27 00:15:00 | 外出介助

今日は青地さんのコンサートでした。今日皆様にお伝えしたいのは出会った方のことです。若年認知症の会の方がこられ出会いはいつものようにまったく自然でした。コンサートが始まると、ご主人が立ち上がりうろうろという感じです。奥様が一緒に立ち上がり動こうとされたので「今日はじっとして楽しんでください。私がご主人を見ます」と話、ご主人に付き合いました。会場を一緒にうろうろしながら「いつから調子が悪くなりましたか」と聞きました。いつからかな・・・と言いながら話されたのは、出かけるのは好きでどこにでも行くけれど、じっとできない。何でも受け入れなあかんと思っているけれどと言葉を捜しながら苦しい胸のうちを話されました。そう話ながら会場のみなさんと遠くに行きたいを歌詞なしで歌われたのです。私は歌っておられるご主人を見ながら涙が出ました。ご自分の行動を理解されているのです。それでもできない自分も分かっておられ、苦しいなーと思ったのです。姑も時々自分の取る行動が変と気づくときがあったようでした。そのような時とても悲しそうに見えました。本当にいろんな人生、生き方生かされ方があると思いました。


介護保険料ポイント制を導入?

2007-05-14 10:29:19 | 外出介助

5月12日朝日新聞夕刊に介護保険料ポイント制を導入することを厚生労働省は決めたと。ついに、私が案じた方向になるのかなと不安です。30年ほど前に大阪でボランティア活動に券制度で応じていることを知り、当初はいいことだと思い私も参加したことがあるのです。地域でボランティア活動をはじめて欠点があると気がつきました。それは、福祉は平等だと思うのですが,券を貯めて必要なときに使うのは一見素晴らしいのですが,できない人がいることに心を向けていないことです。依頼で、障害児を抱え離婚され働かなければ食べられない家族に出会ったときでした。この制度がいきわたり、「あなたは備えなかったから」と言えるでしょうか?高齢になった今も障害の娘や息子さんの世話をされている方があります。知り合いに御主人と妹さんが障害でお二人の世話をされている方もあります。高齢で暇になったから。時間を有効にはわかりますが、自分の利益のために参加する皆さんでいいのでしょうか?心無いボランティアで心が傷つけられることも配慮願いたいのです。又、高齢者外出介助の会のように特別養護老人ホームではありませんし、広域に活動をしている団体はボランティア集めにますます苦労するようになるでしょう。困ったとき気軽に依頼でき又支援者も応じることのできる組織こそ今もっと求められるべきでは無いでしょうか。


みんなで集う春のコンサート

2007-05-10 11:40:48 | 外出介助

みんなで集う春のコンサートを5月26日(土)午後1時30分からします。場所は大阪府立女性総合センター(ドーンセンター)一階パホーマンススペースです。入場料無料。会の名前のように呼びかけは高齢者の皆様です。開く目的は出かける目的も何も無いのに外にでるのは出難いでしょうから、楽しい催しでお誘いできたらと始めました。また、介護にかかわっておられる家族の皆様にも短い時間ですが楽しんで頂き、心にやさしさを貯めて帰っていただくことを願っています。さて、最近覚えたメーリングリストに流し案内とお誘いをしました。早速、嬉しい便りが来たのです。当日歌っていただく青地さんは数年前までボランティアで東京の聖路加病院で毎月歌っておられたのですがそのとき、入院されていた奥様と共に聞く機会がありとても慰められ勇気と力がもらえたと当時を思い出し連絡くださったのです。本当に青地さんの歌は心にしみとうります。青地さんに聞いたのです。「患者さんを慰めたり励ませたらとボランティアで病院に歌いにいったけれど、かえってしんどくさせているとある方に助言され、最後まで聞いていただけるように、患者さんを先生にして学んだ」この話で私は感動をしたのです。本当に心が癒されるコンサートです。皆様のお出でをお待ちしています。