高齢者外出介助の会

さあみんなで出かけましょう!

今こそ・・・

2012-07-25 11:36:37 | 暮らし

気がついたことがあります。

それは橋下さんが選挙の時「公務員は高級な給料にあぐらをかき仕事をしない」と公務員攻撃を強力にされました。

それを聞いた方人たちは「そうだ、そうだ!」と「仕事をしないで許せない」と沢山の方が維新の会に投票されたと思います。こんなことで良いのかなと思ったのです。

良い目をするのは許せないとばかりに反公務員の立場で今も雰囲気は代わらないようですが、考えてみてください。

みんなの給料や処遇が上げられ住み良い、暮らしやすい大阪になるのが望ましいのではないでしょうか?

足の引っ張り合いでは向上は期待できません。それより、自分たちの処遇を向上させるビジョンが必要ではないでしょうか。

当会のある空堀商店街も皆さん売れない!と不況の風です。

暮らしを肌で感じているから橋下さんのビジョンに賛成できないのです。声高にだから凄いビジョンで大阪をひっぱていると言われるかも知れませんが、人口が右肩上がりではないことを念頭にされていないと不安です。

誰が、カジノを利用し誰がリニアを利用し、誰が大阪都の経済で豊かになるのでしょうか?

大阪の皆様ももう少しこれからの少子高齢化に向け地に足をつけた政策を進められるかじっくり考えて見られませんか。

暮らしやすい大阪には敵も味方も在りません。みんなが暮らしやすい大阪にしなければなりません。1人の方に権力が集中し反対を言えない社会がもっとも重大な問題ではありませんか。

一人一人の幸せを願って行動しないと、大阪の地盤沈下はもっと凄いことになると案じています。


暮らしを支える・・

2012-07-09 21:46:36 | からほりさろん

いつも空堀商店街で朝と夕方表に出て道行く人を見ているおばあさんが居ました。声を掛けるといろいろな話も聞けました。始めて、であった時、「姉ちゃん私と仲良くなったら迷惑が掛かる」と、はなされました。良く聞くと若いときの失敗がこの方の生き方に影響をしていると思わせられました。

年を取ってられますが、さどかし昔は美人だっただろうと思うようなかたです。

声を掛けるようになって7、8年と思うのですが、最近一ヶ月以上顔を見ませんでした。それも最近は自宅前入り口で座り込んでられ、立ち上がる力がなくなったと思ってました。

それで気になって、自宅に6月の最終の火曜日押しかけ、声を掛けながら家に上がりました。

かわいいおばあさんが横になって居られ、周りを見ると、腐った湯飲みに腐ったお茶。仏壇に腐ってるような菓子パン、その前に月曜日に届いたお弁当。これも気になって匂うと腐った臭いがしました。

3日ほど食事も水も飲んではれへん?同居の息子さんは居られるので安心していましたが、男性なのでしょうか居るだけという感じです。あわてて現状を包括支援センターに連絡しました。

動き出したのは金曜日でした。私が行くと、ケアマネさん、ヘルパーさん。ご家族の息子兄弟、親類の皆さんが来られていました。やっとKさんの支援が具体的に動き出したのでした。

やっと小健を得られエアー布団が入り少しずつ環境は改善されました。

こんなことを書いたのは、私達の会はきめ細かく町の人たちを見ているというのを伝えたかったのです。

近隣の商店の皆さんに見守りを期待しても仕事があり無理と思うのです。また道行く人に期待しても、ただ歩いている人は其処まで入っては来られません。ケアマネさんたちは仕事の連絡が入って初めて動く方々です。

そうすれば、やはり介助の会のように町の高齢者に目を注ぎ、少しの変化に気づく目が必要ではないでしょうか。

そんなことを思うと網の目の一部分として当会もかかわって高齢の皆さんを見守れたら。少しから堀の高齢者の暮らしが守られると思います。

それで、こんなことを進めたいと自前の拠点を夢見て来ましたが狙っていた家は借主が決まってしまったようです。

改めて当会の自前の拠点が空堀で見つかるよう期待し実現を願います。


ビッグニュース

2012-07-04 10:26:23 | 外出介助

凄いニュースです。

去年11月に書留で郵便物が届きました。何かな?と開封すると遺産の相続に関するものでした。

登録会員さんが亡くなられて遺産の配分に関して、当会にも個人の意思を受け取って欲しいという内容でした。

食事会の日で会員さんや高齢の皆さんが沢山来ておられ「受け取ったら負債も引き受けることに成るから放棄したほうが良い」なんていう意見がありました。

気になって会計を見てくださっている税理士さんに、文章の内容も伝えて相談しました。

「受け取りなさい。遺産の20分の1があるから」と、すぐに計算し金額も教えてもらいました。

いつも書いていますが当会は、お金には縁が無くいつもカツカツ自転車操業のような経済ですから返答をし、待っていましたが今日まで連絡がありませんでした。

ついに銀行の残高もわずかになり、自分では好意なのだから催促するのは変と思いながら「背に腹は変えられず」電話をしました。

今日来ましたら、留守電に手続きをする旨知らせが入っていました。

これで最低でも2年は活動の継続が出来ます。これも、会員の皆さんが登録会員さん一人一人に誠実に向き合って外出に同行してくださった結果です。

横道にそれますが、ボランティア会員は交通費実費だけです。連絡などに要する費用は会と個人の持ち出しもあって、お送りして最後に高齢の皆様がお礼を言われる感謝の言葉だけが本当の報酬です。

改めて会の皆様、また18年が過ぎましたが事故無く今日まで継続できたことに感謝しています。