高齢者外出介助の会

さあみんなで出かけましょう!

ご主人

2013-05-24 05:44:34 | からほりさろん

昨日は食事会でした。いつもSさんを迎えに行きます。

最近Sさんは認知症が少し進んだのか去年暮れに亡くなられたご主人が元気だというようなことを話され、迎えに行っても「今出て行っているかから鍵を持っていない」と出るのを渋ったりされます。

昨日も言われたので「ご主人は12月に亡くなられた」とはっきり言いましたが、「いいえ主人は元気です」と。

これで押し問答をしても前に進まないと。「鍵を持って行ったのか?」心配されたので、「子供ではないから、出るとき鍵はもっていかれているでしょう」と言うとすっきりと「そうですね」答えてさっさと出て来られました。

さろんに行く道々「この年になって主人は浮気をして。しかも若い人と。毎日いてないから。今日話そうか、明日話そうかと。喧嘩もしたくないから、言いたいことを紙に書いて、恥ずかしいから隠してるけど」。

Sさんは夢の中におられるのだと受け取り、「悩みながら暮らしてはるのですね。喧嘩はしたくないし、話し方は難しいですね」「そうです。この年になって、これから仲良く暮らそうというときに」。

ご主人が入院中はこんなことは話されませんでした。話す相手がいなくなったというので妄想の中で暮らすようになられたのかわかりませんが、寂しさからは少し遠いところうに身を置けるようです。

目が緑内障で見えなくなって来られていますから、「目も悪いのに一人で大変」と状況では思ってしまいますが、意外に心は二人暮らしで?安心と私は心で思いました。


むつみ庵

2013-05-16 18:58:49 | 暮らし

読売でグループホーム「むつみ庵」の記事が目に留まった。「むつみ庵」をわたしは知らない。でも、古い日本家屋で内容では温かなくう間だろうと言う印象を持ちました。

その日本家屋が役所の一辺倒な対応でよさが無くなると記事を読み思ったのです。なぜ昔からある家に仏間が宗教的と言うので見えないようにするとか、長崎の火事で天井も耐火にしないと駄目とか?

わたしは枚方の四天王寺系の老人ホームにボランティアで10年行った経験では大きな仏間と言うよりお寺よりは小さいけれどお勤めが出来る空間がありました。どう違うのでしょうか?

また話は違いすぎるとお叱りをいう方がおられると思いますが、フランスに娘の結婚式で行った時泊まったホテルは床が傾いていて、丸いものを落とすとコロコロと転がっていき、日本ではすぐに行政機関から指導が入りそうだと思ったものです。

安全であるというのは大事なことと思いますが、究極人であると言うのを忘れないでほしい。いかに最新設備を備えても人がマニュアルどうり操作をしないと意味がない。それより多分この「むつみ庵」では人は普段から人にかかわっているので、充分な認識のもとイザと言う時は行動されると思うのです。

もちろん、普段から非常時の対応訓練には心していただくのが前提ではあるけれど。

画一的な対応と言うのに疑問を感じたのと、高齢者に優しい木造家屋を柔軟な発想で色々な形で利用し問題を乗り越えてほしいと思ったのです。


投稿

2013-05-08 09:54:11 | からほりさろん

最近さろんに来られるようになったAさんからメールをもらいました。嬉しかったので掲載します。

からほりサロンをもっと皆さまに知って頂きたい一心で書き留めました。↓↓↓
憩いの場、からほりサロンへようこそ!健康体そのものであった私が突然倒れたのは、昨年度の初夏頃でした。その後、2ヵ月間ほぼ寝たきりで、食事も流動食中心という状態に陥りました。原因は、慣れない海外転勤でのストレスと過労。いつ病気が治るのだろうかという不安感、ろくに外出もできない閉塞感に押し潰されそうだった私の目に偶然飛び込んできた、からほりサロンの『話し相手が欲しい方』というポスターのメッセージ。これぞ天啓!とばかり、すがる思いでサロンに一歩を踏み入れました。そして、そこで様々なボランティア活動に精力的に励まれている方々とお会いし、交流させて頂くことで、今までの自分がいかに拝金主義で利己的でかつ排他的だったのか内省するに至りました。それは、生まれ育った環境と此度の病気により自己否定に陥り気味だった私を根本から変える転換点となったと思っています。今もまだ闘病中で満足に体も動かせませんが、サロンでの催しへ参加や微力ながらボランティア活動に従事させて頂くことで、こんな私でもできることがある、
役に立てることがあるのだと希望と自信を持つことができました。もし、以前の私と同じように感じている方がいらっしゃいましたら、是非憩いの場であるからほりサロンに立ち寄ってみて下さい!貴方にも心の平安が訪れることを心からお祈り申し上げます。

ここにもありますように表のガラスに、「歩き疲れた方、話し相手のほしい方、空堀の情報を知りたい方」と書いて貼っています。

それを見て、セールスの方が入ってこられ、最近は立ち寄った時手伝ってくださったり、ある時はひ広島から来たと「ここで食べて良いやろう?」買ってきた饅頭を食べる方も。またAさんのように来てくださって「息子さんが、難しい母が喜んで行くところう?」とこられたこともあります。

色々な出会いですが、みなさん笑顔で帰っていかれるお手伝いができたらいいと願っています。