高齢者外出介助の会

さあみんなで出かけましょう!

暮らしの不満

2012-09-01 13:49:11 | からほりさろん

Mさんは時々サロンに来て一緒に暮らしている娘さんとの関係が息苦しいと話されるのですが、中身はいつも同じです。

お弁当を作っても「有難う」がない。遅くなっても連絡が無く心配しながら待っている。そんな時帰ってきても、何で遅くなったとも話さず自分の部屋に入っていく。こんな調子で、お風呂にお湯を入れることから洗濯物から、仕事に行くときまでのことを話されるのです。

そして、私はこうすると自分の仕方を言われるのですが、「仕事では貴方のような人は重宝で良く仕事ガできると思うけれど、家ではいらないなあー」最近ですが、きついことを言ってしまいました。帰って反省したのですが、渦中にいる時は自分の姿が見えず何かにすがりたい状況なら私の態度は、また渦の中に放り込むようなものだと気がついたのです。

こんな時は何も言わずにただ聞くだけで良いのだけど、聞くのに忍耐がいりしんどいので、マッサージをしてみようと思ったのです。少し心を落ち着かせるアロマで。

心を落ち着ける香料を調べてみました。いろいろありますが、日赤では高齢者の皆さんに乳液を使ってマッサージをボランティアでされていて私も仕方を講習を受けたのを思い出しました。

来られたらしてみようと思っていたら、昨日来られ準備が出来ていませんでした。ちょっとガッカリでしたが、聞くのも大変な時に心をほぐすのに黙ってマッサージをするのが効果的かなと考えています。

サロンに来られる大切な人たちとの出会いを、良い関係つくりに生かせないともったいない。うるさいなーではなく、私に一番欠けている忍耐やかかわりの成長に繋げて行こうと思えるようになりMさんの話にも感謝しています。