高齢者外出介助の会

さあみんなで出かけましょう!

歩ける!

2013-08-02 07:25:45 | からほりさろん

水曜日のことです。散髪屋をされていたKさんがシニアカーに乗ってさろんに来られました。

パーキンソンで歩くのが危なっかしく支えがないと不安な状態です。いつものように外に迎えに行きましたいつもと何かが違う?腰が伸びているのです。さろんに入ってこられました。椅子を勧めました。

座ってからですが「歩けるようになったから見せに来ました」。なんかいつもと違うと思ったのはこういう事だったのです。

「タッチフォーヘルス」は、気の流れをよくするというので去年からさろんで学んでいます。今年は皆さんに元気になってほしいと、参加無料で講師の方に無理なお願いをしています。それにも関わらず、「皆さんが元気になってくれるなら嬉しい」といいながら毎月一度ですが来てくださっています。たった二回方法を学んだだけのKさんです。

先生の泉さんが「自分のことを○○素敵と言って」と言われても、「そんな事言えません」とはねつけられたのです。しかし、来られた時話してくださったのは、毎日膝を反対の手でたたくのですが、その時「○○今日も元気か?」と言いながらすると。そして右足が特に悪かったらしく、右足ばかり一生懸命にしていたけど、ある時このこだわりを捨てようと思ったと話してくださいました。

この一途さと、気の流れ?て見えないので信じるしかありません。それを、子供の様に信じて毎日5分(泉さんは5分でいいよと言われています)継続されたのです。

再びさろんで、歩いて見せてくださったのです。聞いてから見ると、足の運びが確かで、しっかりと地に足がついいています。前は、足の運びが頼りなく、おいているだけという感じでした。

そして「杖はいらないのですが、転ばぬ先の杖で持っているだけです」聞けば聞くほどうれしくなりました。話の間もこみあげてくるものがあり、Kさんは涙を流されていました。(実はKさんは後、数年もしたら動けなくなると医者から宣告を受けられていました。)ひとしきり話した後お礼を言われかえると、シニアカーに乗り込まれましたが、また両足を地につけて立ち上がり、立てるようになりました。この前までは、立つのに机をつかんでもなかなか立てず、手助けが必要でした。今はこうですと。

言葉でもなく、動けると見せに来てくださっていっぱい感謝の気持ちを表してくださって、私もこんなうれしい結果を聞かせていただき、誰かに伝えたいのです。(^^♪