高齢者外出介助の会

さあみんなで出かけましょう!

老人ホームは可哀想?

2011-07-30 10:45:31 | からほりさろん

昨日人形作りの皆さんが作り始めたらさろんの前をカメラを首にかけた女性がたたれました。空堀に来た方だろうと「暑いから中に入ったら」と声を掛けました。

広島から友人と大阪城ホールのコンサートを聞きに仕事を休んできた。夕方には新幹線で広島に帰るけど時間が有るので大阪城周辺を歩いていたら警備の人が「空堀に行くといいよ」と教えられたので来た。」

彼女の話しで、私は仕事も手につかないので空堀の案内をしました。

途中で喉が渇いたというので好きなお好み焼き屋さんの平田さんに案内しました。あつかましいですが「冷たいお茶を飲ませてもらおう」と思ったのです。

平田さんはご夫婦でお好み焼きをされているのですが、マイペースでゆったり見えるのが私は好きなのです。

このときももう昼は終わったので一休みしようと思っていたとこやと言われたのですが、突然尋ねた私と若者にお茶とコヒーまでだしてくださったのです。

平田さんと話しをしているとると「あんたいい顔してるな」と若い女性に言われ、こんな年寄りと楽しそうに話しをするのはあんまり居てへんと。

彼女は老人ホームの職員で「お年寄りが好きで仕事は楽しいけれど、職員間でいろいろあることはしんどい。そんな時お年寄りの所に行って「私、目から汗出しよるけんねん」というときも有ると。

平田さんを出てもう少し空堀を案内し時間も気になるだろうからお茶を飲んだら帰りとさろんに戻りました。

ここでさろんを開いている思いなどを話したら「老人ホームのお年よりは可哀想。することが無くご飯を食べて寝るだけ、やっぱり家が良いですね。」

私も10年老人ホームのボランティアをしてきましたが規則が苦手で老人ホームは好きになれませんでした。その思いがさろんでの活動になり、おせっかいかも知れませんが地域で暮らし続けて欲しい切なる願いになっています。

昨日からこのことを考え続けて思ったのは、先日デンデラを見て分らないと思いましたが、姪に話すと「特に考えないで人生の終わりを迎え流されるままに人生の幕引きをする時、山で生かされ初めて自分?と向き合って考える」作者は話していたと聞いたのです。

それで私は理解できなかったのでしょうか?老人ホームのお年寄りが可哀想に見えるのも本質はここにあるのかなと私は思いました。

個性を殺しみんながするように目立たないように。迷惑をかけないように。老人ホームでも同じように生きるなら若い人の目に可哀想に映るのかもしれません。

今からでも遅くありません。自分らしく生きていくプランと決意を持てれば良いのではありませんか。

まとまらないのでここで。本当は引きこもりのことにもつなげたかったのです。根っこが同じように思えるものですから。


わらしべ長者

2011-07-26 17:00:41 | からほりさろん

暑いさなか1時30分~2時半まで谷町筋の清掃をしました。

いつもは一人で第4金曜日なんかもの悲しく掃除を早朝にするのですが・・・・・。先月于さんという中国の青年がボランティアをしたいとからほりさろんに来られました。

日本語をボランティアに習っているのでボランティアでお返しをしたいと希望なのです。

早速中国語を教えてというとOKで、第1火曜日と第2火曜日中国語を教えてもらうことになりました。興味のある皆様お出で下さい。

第3火曜日はマイケアプランの学習会なので聞くだけでも日本語の勉強になるのでというと来ますとの答え。第4火曜日は暑いけれど掃除でも良いですか?と聞きましたら良いですと言われてすることになりました。(于さんは火曜日が仕事休みなのです)

私も一人より二人のほうがはかどるし気持ちが楽なので嬉しくなりました。

今日はいつもより疲れも少なく短時間で終わったような気になったのも二人の気楽さでしょうね。

それに今日は困っていたコピー機がほんまに来ました。色んな経過でコピー機屋さんと繋がり安く分けてもらいました。

これも、事務所前を廃品回収の車が来たことから不思議な転回で手に入りました。

そのごも廃品回収業の方は困っているNPOのためにと色々持って来てくださるのです。今日はコピー機を引き取ってもらいましたが車椅子を置いていかれました。

「いらんかったらいつでも言うてや」と。人の縁はどこでつながるか本当に不思議です。でもお蔭さまで会に必要なものが”ワラしべ長者”の物語のようにだんだん大きくなって手に入りました。


デンデラを見ました。

2011-07-20 11:36:28 | 暮らし

デンデラを見てきました。以前に書評で読み興味がありました。

また見に行くのだから、高齢者に係わる考えや活動に何かヒントになるかと期待していましたが見つけられず、あまり感銘を受けませんでした。

このことは大きな声でいえません。それは人によって本当に違うこと。また私の感性が鈍いと最近気がつきましたから。プリンセストヨトミを観て会員に話すとまったく違う意見が帰ってきたことで気づかされたのです。

でもこの映画で感じたのは”生きること”かなとおぼろげです。

70歳になったら冬にお山参りと言って山に運ばれ置き去りにされるのです。

ここは、運んだ村人の思いやり?雪の山に食料も無く運ばれたら飢え、凍え死しか無いのですが、苦しむことなく凍死するということが唯一の思いやりでしょうか。

この物語はそれでも仲間に助けられ生きるのですが、主人公は生きることに喜びがありません。ただ極楽にいけると望みを持って風習に従ったのでした。

最後には生きてきた仲間の死から自分も新しい土地に行き生きるという考えに到達し映画は終わります。

私は重い人間としてのテーマ「老いを重ねながら生きる」というをことを生かされている今に考えることがこの映画の見た意味かなと思いました。


テレビの放映時間短縮?

2011-07-11 07:35:39 | 暮らし

この度の節電になんか変やと思いました。それは、製造業など日本の産業に待ったをかけるのは変!暮らしに微妙に影響を及ぼしますから。

私はテレビをまず見ないから言えるのかもしれませんが、一番に思ったのはテレビの放映時間を短くすればテレビを見る時間が当然短縮されるので節電になりません?

最近のテレビはうるさいばかりで面白くないと言う方が私の周りでは多いのです。私も思っています。

何で皆さんの発想にテレビの放映時間短縮が無いのでしょう?テレビの見る時間を1時間でも少なくすれば節電にとは聞きましたが・・・。

高齢の皆さんの娯楽をともし思ってられるのでしたら考えすぎではありません?みなさん熱心に見てられるのではなくテレビのスイッチを入れるのが習慣になっているだけ。

その上することが無いから一日中テレビの前に居るだけ言う方もあるように思います。

テレビがあるから暮らしがテレビとともにあるだけで、私はテレビは時間どろぼうだ!とある時から思いました。

どちらにしても暑い夏を迎えました。自宅にこもってじっとテレビを見るより涼しい木陰を探しに行き人との出会いを楽しめたら良い時間が持てる上節電に協力できます。勿論、熱中症には十分な備えと注意を払ってください。

テレビのスイッチを切って少しでも外に出て見ませんか。