時々ふらっと入ってこられるKさん。金曜日さろんに着き扉を開け準備をしていたら、ケアマネさんが飛び込んでこられました。「Kさん来ていない?」見たままで、私しだけ。来たら連絡くださいと帰って行かれました。そのあとにKさんが「開いていた。喫茶店で開くのを時間待ちして何度も来た」元気な顔を見てほっとしました。
最近は起きるとすぐ家を出てしまわれ、ケアマネさんやヘルパーさんがよく探しに来られます。金曜日は寒い日で、少し温まったら連絡を入れようと思ったのですが、思う間もなく再びケアマネさんが来られ、「今日からショウトステーに行くことになっている」と施設に連絡をされました。空堀の西の端で、松屋町筋がすぐなので車で迎えに来るよう話されていました。
待つほどもなく施設の車が迎えに来たので、送りに出ました。若い職員さんで、Kさんにあいさつもなく、私も見ていましたが背を見せているだけで、ケアマネさんが「前の方、後ろに乗ったらいいの」と聞かれ「前」と短く答え、Kさんの押し車も無言で車に乗せ、Kさんにシートベルトを締め車を発車させていかれました。
以前に淀川で徘徊していたおじいさんに出会い交番にご一緒し、聞くと「届出てる。そこに置いといて」と言われ「物?」と思ったのですが、同じ状況やと思いました。
人として、接すれば、せめてあいさつはしませんか?認知症があるといってもです。この施設で数日過ごされることが案じられた職員さんの対応でした。