高齢者外出介助の会

さあみんなで出かけましょう!

大震災に思うこと

2011-03-23 17:09:59 | 暮らし

日本に住んでいれば地震は無いのが不思議な国ですが、この度は想像を超えた規模で胸が痛みます。

それで思い出すのですが、神戸の震災の時私の三女が数日後に結婚式でした。

式場から「中止にされても結構です」と電話がありましたが、中止などそのときは考えもしませんでした。

日程通り式は開きましたが、式場と披露宴が別で西区の御陵神社と淀屋橋を挿んで東側の会場で披露宴がありました。

私達は正装をして淀屋橋あたりを歩きましたが、あの場所で本当に通る人が無く「しーん」とした御堂筋でした。歩きながら私は胸がチックとしていました。

この度もなんか気持ちが沈み一件お祝いの催しがありましたが出席する気になりませんでした。

それはさておき次々流れてくる被災地の情報につらくなっています。その上、3月下旬というのに寒い日が続いたり雪が降ったりで散々です。

追い討ちをかけるような天候に恨めしくなっています。

一日も早く、普段の生活が回復されるように祈るしかありません。高齢の皆さんのつらい心が伝わって来るようにおもっています。

温かくなり皆様の笑顔が早く戻りますように・・・・。


老人ホームで見たことで

2011-03-05 17:21:09 | 暮らし

暮らしのカルテを作り近隣の高齢者の支援に生かしたいと製作しています。その周知のために講座を開き博愛の園の西岡さんに来て頂きました。

西岡さんのホームの理念を話してくださったのですが「人が穏やかに暮らすのには?」私は安心できる環境などと考えてしまいましたが、愛されたい。誉められたい。認められたい。自由でいたい。もう一つは忘れてしまいましたが聞くと、なるほどです。あるがままを究極は認められたら安心してそこに居ることが出来るのですね。

ある、老人ホームに去年から入所されている方を尋ねていくようになりましたが、私は「ここはいやだなーー」と思うことがたびたび見受けるのです。

この前も、認知症の方でしょか「ちょっと。ちょっと」と呼び掛けられるのですが、職員さんは壁のように反応されず、だいぶ時間の経過後に「何?」と尋ねられましたが「言ってない」。

呼び掛けられたときはもしかしたら何かして欲しいことがあったのかも知れません。時間の経過で忘れられ、呼んでいたことも忘れておられるのです。

いつものことと職員さんには映るのでしょうが、慣れることは時として大げさですが人間性まで違ってくるのでしょうか?私は不親切と見えました。

当会の若いボランティアさんにこのことを話しましたが、「いつものこと」と学習して無反応になっていく。私は個別にかかわっていきたいので葛藤していると。

施設職員さんの人数は本当に少なくてんてこ舞いはよく分かっているつもりですが、ヤッパリ分からない人!であっても丁寧に理由を話して「待ってね」であれば私は納得できるのですが。取り留めなくなりましたが、皆さんはいかがですか。

こんな状況を見るにつけ、地域で。自宅で住みたいし、住んでいこうとみんなに声かけしたくなるのです。

そして当会が地域の高齢の皆さんを最後まで支えられたらと相変わらず夢見ています。