高齢者外出介助の会

さあみんなで出かけましょう!

あたりまえの生活がしたいねん!

2006-05-30 00:07:05 | インポート

あたりまえの生活がしたいねん!!大阪ガスビルホールに聞きに行きました。はじめ、とつとつとでしたが、終わりの時間を確認されてからが先生の日ごろの思いを語ってくださいました。最近は小学校にも話しに行かれ、障害者の話から命の話をされるそうです。そして、先生は命が軽く扱われる風潮には科学の進歩から非科学的なものは日本では取り扱われずに進化論からだろう。進化論ではミミズもサルも人間も命を論じるときに同じレベルでとり扱われる。欧米では創造論で教えられ、大いなる方が、目的と計画を持って障害者さえも作られ未完成品ではない。ならば命の重みも大切なものとして受け止められるのではないか。山中さんの授産所では仕事は通勤であり、一切親に手伝ってもらっていないそうです。親が入ると仕事も親のペースで進められるようになり彼らの自立の目が奪われる。給料も他の施設からするとぬきんでて多く月給で親にご馳走をする方もあるそうです。でもそれが当たり前の生活だと。そうですよね。障害者であるがゆえに仕事もなく、わずかなお金で我慢をしなければと言うのがやっぱりおかしいと私たちも思わないと変わらないのでしょうね。


暮らしサポーター養成講座

2006-05-24 23:15:22 | インポート

6月1日から暮らしサポーター養成講座が始まります。講座の準備を進める中で私のウッカリにうんざりしています。まず、この5月後半から6月に掛けて行事が目白押しなのです。数年前まではこのように重なることはなかたと確信しています。それは一つ一つの記憶が確かでしたから。今期のようにマイケアープラン講座のすぐ後に総会、翌日にコンサート、そして暮らしサポーター養成講座と重なりその準備に追われています。どれも会には大切なものです。マイケアープラン講座は私らしく生きるプランを自分で立てようと言うもので、人生の仕上げにこそ個性のある生き方で光りたいと思いませんか?また、コンサートは青地能里子さんの歌です。青地さんの出会いで気に入った言葉があります。時間の赦す限り病院でもボランティアで歌ってられるのですが「最後まで聞いてくださる患者さんがいると嬉しい。しんどいのに聞いてくださって、いつでもベッドに帰れるのに。聞いてくださる患者さんが私の先生です」としみじみと心に語りかけるように歌われます。これは閉じこもりがちな高齢者の皆さんに「コンサートを聴きに外に出る」外出目的にも楽しい要素があれば出てくださらないだろうかと初めて16回目です。だから手抜きはしたくないのです。そして、暮らしサポーター養成講座です。これも、介護保険が受けられない高齢者の皆さんや、介護保険を使いたくない方、又独居で病院などに入院したときに有料で利用いただこうと、サポーターを養成するものです。これからもっと必要になる働きと考えています。そして会の一年を振り返り又行く道、方向を決める大切な総会です。ぼやきたくなるぐらい多忙な日々を計画した私自身に、大丈夫?がんばりや!心配しつつ声援を送っています。


喜びを運ぶ人

2006-05-20 22:34:15 | 外出介助

昨日嬉しいことが重なり一日幸せでした。一つ目は嬉しいことですが秘密です。二つ目はブログを読んで「喜びを運ぶ人になろう」と思ったと会にパソコン寄付してくださったのです。家で眠っているパソコンもらってもらえるならと連絡があり、その日は朝から事務所のホームページを流しているパソコン機嫌が悪く起動してくれなかったので絶好のタイミングでした。以前からトラブッテいて、ボランティアで来てくれている税理士さんなどは「この機械は信用しない」とさっさと新しい方にデーターを入れ替えられたのでした。このパソコンも頂き物で愛着がありなだめながら使っていたのです。最悪の状況に嬉しい知らせだったのです。マザーテレサの語られた言葉ですが今も人の心を動かす力があるのにも感動です。又、早速その言葉を受けて行動を起こされたOさんにも敬意を表します。


マザーテレサの小冊子を読んで

2006-05-06 00:56:44 | 外出介助

マザーテレサに学ぶという小冊子を読みました。以前に手にして読んだのでしょうが何一つ心に残っていないのです。今回初めて読む、です。その中で「貧しい人、苦しんでいる人、困っている人に仕え、職業ではなく喜びを運ぶ人になりなさい」若いシスターにマザーテレサが話されたそうです。私はたびたび書いているKさんの支援のことで悩んでいます。それは際限なく支え続けねばならないのだろうかという疑問です。彼女は一年数か月お風呂に入っていませんでした。あまりさろんに来られたときに臭ったので知り合いの近所の人に聞いたのです。今年一月に会のボランティアに協力してもらって初めて一年数ヶ月ぶりにお風呂に入りました。それからしばらくして私と銭湯に行くようになりました。着替えはそのときまで着たきりです。洗濯は私が家に持ち帰りして又次のお風呂に供えるという繰り返しです。ところうがお金が何かの事情で要ったときはお風呂をすっぽかされるのです。服もそのままになります。お金の節約は電気水道の節約にも通じるのです。洗濯は水がいるからとされませんし、顔も一週間に一度洗うだけ。口はゆすぐだけ。トイレは一日に一度流すなど誰も真似できないほどの節約振りです。普通と少しだけ基準が違うのです。その生活パターンを崩すのが大変です。どれだけ必要を話しても信用されないところもあり少々疲れてきています。それで疑問に思っているときこの小冊子に出会ったのです。生活の仕方が分からない困っている人なのだと思いを新たにしました。もう一踏ん張りして見ます。私も喜びを運ぶ人になりたいと切に願います。


遺言

2006-05-02 08:42:59 | 外出介助

一、二ヶ月前弁護士と名乗る人から電話を受けました。内容は亡くなられた方の遺言に高齢者外出介助の会がありその住所確認のためだそうです。私が電話に出なかったので誰がとかは聞けなかったのです。思い当たる方は三年前に亡くなられたKさんです。介助にご一緒したときそれらしい話をされていました。亡くなられたと聞きお寺に出向きお参りしたのですが時間の経過とともに忘れていました。この知らせがもし本当なら、私達はとても嬉しいのです。会はいつも経済に苦しんでいます。原因は事務所費用です。私達はどこからも費用をいただいていません。会員の熱意だけで今日まで維持しています。サロンに来られるお年寄りからお金をいただくことも議論しました。できるなら気持ちよく利用いただきたい、お茶はもちろんお菓子などいただいたときは誰でもタイミングがよければ食べていただけます。いつもゆったりした心にゆとりと平安をこられる方とともに持てたらと願っています。お金は必要だし運営のためには欲しいのですが、生きあっているもの同士が年齢を超えてまずは交われる場を守っていこうと思います。それに伴って必要なものは満たされていくだろうと信じています。この問い合わせが喜びの一歩となるよう皆様もお祈りください。