高齢者外出介助の会

さあみんなで出かけましょう!

頑張って・・・

2009-01-30 15:56:32 | 暮らし

大阪市公営交通のモニターをしています。

今日は赤バス、阿倍野ループに乗ろうと9時に阿部野橋に着きました。数人の乗客でスタートしましたが、後半播磨町3丁目あたりから乗客がドッと乗ってこられました。座席が15ぐらいしかなく座っているのが申し訳ない気分になってきました。

途中で乗られた方が足か腰が悪いのか両手でポールを持ち腰をかがめて踏ん張っているように見え、「変わりましょう」と声をかけたのです。

「あんた降りるのか?」「いいえ」私の返事で、ほっといてというような様子をされ口をつぐみ無言で体をもっと隅のほうに移動されたのです。

座っている方が私に目配せをされ、諦めて座るとまた反対側の方からも目配せが送られて、皆さんその方をご存知の様子です。

まもなく下りていかれたのですが、頑張っておられるのは様子で分かるのですが、こんなそぶりで人を拒否されたら、若い方はがっかりするでしょうね。

人の生き方は良く聞かねば分かりませんが、断るのもテクニックがいりますね。上手に自分の気持ちを伝えていただけたら成り行きを見守っている人たちも安心されるのではないでしょうか。

悪いとか良いとかではなくいろんな生き方や頑張りがあるのだと思いました。


おめでとうございます

2009-01-12 09:48:12 | 外出介助

今年も明けました。

重い腰を上げ先週事務所に立ち寄りました。年賀状とともに振込み通知が来ていました。

何かと封を切ると登録会員のTさんからです。(それも嬉しい高額の寄付が額面欄に書かれていました。)年末依頼が無かったのでちょっと気になっていた方です。

気の強さと弱さを表裏のように持っておられ、会員とトラぶったこともありますが、楽しんでおられると思うと、話によっては突然涙をぽとぽと流され戸惑うことがあります。

ご本人は認知症になった!なると不安の中にあります。時々病院の依頼が突然だったりする時は自分を責め「あかんようになった」と嘆かれます。

私たちには、そのようなことは日常なので驚かないのですが当人には認知症ということで大きな不安が襲うようです。

殊更無視するのは良くありませんが、不安を助長したら一人暮らしでもあり、もっと結果は悪く進みます。安心してもらい自信を持って「こんなぐらいなんや」と思ってもらうよう受け答えには注意を払っています。そんなTさんからで嬉しくなって御礼の電話をかけました。

入院2週間ほどしてたと少し弱々しい声でしたがご自宅に帰っておられたことで安心しました。

このように会を愛し支えてくださる方が居られる限り会の灯を消すことは出来ないと改めて思いました。心引き締めて進もうと思います。ご支援ください。