大阪市公営交通のモニターをしています。
今日は赤バス、阿倍野ループに乗ろうと9時に阿部野橋に着きました。数人の乗客でスタートしましたが、後半播磨町3丁目あたりから乗客がドッと乗ってこられました。座席が15ぐらいしかなく座っているのが申し訳ない気分になってきました。
途中で乗られた方が足か腰が悪いのか両手でポールを持ち腰をかがめて踏ん張っているように見え、「変わりましょう」と声をかけたのです。
「あんた降りるのか?」「いいえ」私の返事で、ほっといてというような様子をされ口をつぐみ無言で体をもっと隅のほうに移動されたのです。
座っている方が私に目配せをされ、諦めて座るとまた反対側の方からも目配せが送られて、皆さんその方をご存知の様子です。
まもなく下りていかれたのですが、頑張っておられるのは様子で分かるのですが、こんなそぶりで人を拒否されたら、若い方はがっかりするでしょうね。
人の生き方は良く聞かねば分かりませんが、断るのもテクニックがいりますね。上手に自分の気持ちを伝えていただけたら成り行きを見守っている人たちも安心されるのではないでしょうか。
悪いとか良いとかではなくいろんな生き方や頑張りがあるのだと思いました。