４月６日天満、大川端に花見に行きました。当日10人の高齢者の皆さんが来てくださって、その中に視覚障害のSさんの姿もありました。長いブランクがあり久しぶりの出会いでしたがお元気でただ車椅子の利用は年をおもいました。
前日の雨で心配でしたが晴天に恵まれ桜も見ごろで楽しみました。Sさんにはあたりの情景を口で説明をするのですが、長い間てびきからとうだかっていましたので忘れていたことがありました。Sさんの感覚の鋭さです。勿論Sさんだけでなく視覚障害者の皆さんは当たり前のことでしょうが。桜が両岸に満開ですと話したとき「そうやろ。匂いがするわ」と答えられたのです。そうだった！わたしも手引きの講習を受けたときアイマスクを付け街を歩いたときの香りに驚いたものです。普段鼻はあまりききません。それより先に目で見つけていますから。自分でも驚いたのは果物の匂いで果物やさんがわかったことでした。街の中で嗅ぎ分ける自分の嗅覚にでした。桜見物の方が多く、わたしから思うと人のにおいで桜の香りなどするのかな？反面、桜餅の桜の香りがさわやかなようにその匂いを嗅ぎ分けることができるのをうらやましいと思いました。桜の下でお弁当を食べお昼過ぎには解散しましたが久しぶりの楽しい時間でした。