高齢者外出介助の会

さあみんなで出かけましょう!

喜びを提供

2012-04-30 19:46:45 | からほりさろん

連休前日の金曜日夕方から79歳11ヶ月29日の誕生日のお祝いをサロン近くの皆さんとしました。

きっかけは「嫌やわ!誕生日が来たら80歳になる」と言う一言を聞いたことです。「嫌!」?聞くと、だんだん年を取っていく不安が悪い状況を考えてしまうことらしいのです。

「では80歳になる前に誕生日を祝おう」というので声を掛けました。10人の皆さんが集まり夕方から楽しみました。口々に家だったら今頃一人でご飯をテレビを見ながら食べている。みんなで食べると美味しい。皆さんの顔が笑顔で輝いていました。こんな場所がさろんです。

今日ゆっくり考えているのですが楽しいことを作り出し、笑いであふれるサロンがあることで地域の皆さんが暮らしのメリハリが作れ不安や心配は安心に変わる場を提供し続けられたらいいのですが・・・。

今活動報告をまとめているのですが、亭主関白だったご主人の病名が検査で分り「元気で動けるのも後数年」とお医者さんに聞かされ、そのウエ今まで無かったご主人のいたわりの言葉に戸惑いながらこれからの介護の不安な気持ちを話しに来られたり、また或る奥さんは主人の突然の入院でご主人が思うよな看護が受けられず不安を話しに来られていました。

私も聞いて心配であちこち相談しやっと奥さんも転院の決心をされ思いが叶い、「転院できて良かった。御礼をどうしたら良いか?」聞いてこられます。

「良くなった状態や状況を話してくださるのが御礼と思います。お知らせが嬉しい」と話しますと、こまめに良くなってきた様子をつたえてくださる。

数えれば結構いろいろなかかわりがありました。以前に書きましたがサロンの前に座ってられた方に声を掛けると入ってこられましたが、話しでは肺癌で手術し治療中と言われたので中央区の包括支援センターにつないだ結果、訪問看護士さんにつながり、その方が見違えるはど元気な様子で町を歩いてられるのにも出会いました。

この1年サロンは喜びを町の人たちに。また安心も提供できたのではと思うのですが、継続が出来ないと一過性で終わってしまいます。サロン維持が至難です。

そのためにどうか皆様、認定NPO法人取得に向け進んで行きたいと願っています。ご協力ください。


臨時ママ

2012-04-07 16:17:45 | からほりさろん

去年の11月から若い子育てちゅうのお母さんが時々来られるようになりました。可愛い1歳の女の子と一緒に。元母は経験を生かせると意気込んで相手をするのですが幼児は手ごわいです。

本当に昔の子育てと違う上、夢中だったので子供の心まであまり考えたことが無かったように思います。

小さな彼女を見ていますと、気に入らない時、甘えたい時など自己主張がしっかりありこれも時代かと。

ついこの前ですがお母さんから3時間ほど見て欲しいと依頼があり、少し不安だったのです。返事をしたのに気持ちは後ろ向き。

一番小さな数ヶ月の息子を預けた時を思い出しました。

長女、次女が続いて小児科に入院し連れて行くことは禁止で、親切な近所の方にお願いし急場をしのぐことが出来ました。

病院に行く時は必ずと言っていいほど厚意に甘えて、ふり返ればお礼さえしていません。本当に無神経な体験です。

不安があったのは本当ですが、昔のことを思い出し、気持ちよく彼女と遊ぼうと心に決めました。

案ずるよりと言うようにお母さんが見えなくなったときは少し泣いて姿を探していましたが、私が手を出すとすぐに抱っこで泣き止み、小さな膝が彼女の椅子になりました。

心配したことは何事も起こらず、食事もしっかり食べなれてきたのか、表を通る人に「バイバイ」をしその姿が可愛いのでしょう、気づいてバイバイをしながら去っていかれる方もありました。

待つほどもなくお母さんが迎えに来られ3時間の臨時ママは失業です。

私より気配りを思ったのは、お礼の話をされたことです。

又時代も違うのですね。私たちはお金の話は変ええて失礼と言い出せないで、気持ちだけでは悪いような何とも表現しにくい雰囲気でした。

若いママはそれもさらりと提案くださって高齢者外出介助の会が認定NPO法人に向けて進んでいますので、その話を持ち出し協力を約束くださったのです。

改めて若い人は「偉いな!」と思いました。