高齢者外出介助の会

さあみんなで出かけましょう!

お待ちしています。

2013-03-12 11:55:45 | からほりさろん

Photo今朝は寒かったのですが数日前、暖かかったので小さな庭を見るとにおいすみれがあちこちに飛び花が盛りでした。横にまだ蕾の硬い沈丁花があり春が近づいたと感じました。

色々春から高齢者外出介助の会で取り組みたいと思っていますので覚悟の春でもあるのです。

人の日常は花のようにメリハリがありませんから中身は見えません。花は時が来れば必ず、はっきりと違って花を咲かせたり実がなったり、種が付いたり目で確かめられます。

人は宣言しても行動を起こさないと違いさえも分かりません。それで言うと結構厄介な生き物だと思いませんか?

まず一つは、サロンをもっと居心地の良い場所にしたいです。その上何かあれば行ってみよう!とか、誰かに合える。話が出来る。聞いてくれる。など思いは人によって違いますから、色々な願いを叶えられたらと思うのです。

こんなことを考えながらサロンを開いています。きていただけば新しい取り組みの情報も手に入ります。どうぞお出でください。


良き隣人

2013-03-02 20:59:46 | からほりさろん

今週の食事会でMさんが強烈な発言を繰り出されこれらていた皆さんに嵐を巻き起こしているようでした。認知症が進んできたのか、周りの皆さんの様子などお構いなしに指摘されるのです。

食事の終わった方の食器の片づけを早くするようにせかしたり、「食事は話してないでささっと食べなさい」子供にでもいうようにきびしい語調です。すかさず「食事で話して何が悪い?」というような反論も飛び出しました。あとの方々は、目を見合わせて「黙って、黙って。」というようすです。

私にも「立って話さないで座って話しなさい。」時間がなくてすぐ帰って行かれるかたと話していましたから立ち話になりました。こんな調子で話されましたので、ついに私が「ここに来られた皆さんは、時間をめいめい楽しんでられるのであまり押し付けないでください。」みたいなことを言いましたが、本人はムッとされただけでした。

これで思ったのですが、Mさんの認知症は前から理解しています。それにしては私の態度は間違っていたな。もう少し丁寧に寄り添いわかるように話せたら良かったのに。

聖書に「良きサマリヤ人」とたとえ話があり「隣人になる?」話の例えですが、いろいろな状態の方が来られるさろんで寄り添うことのむつかしさを思わされた時間でした。

まだまだ思いやりの欠けた自分に反省しきりです。