高齢者外出介助の会

さあみんなで出かけましょう!

取っておきの紹介

2007-12-30 15:20:23 | 暮らし

今年最後と29日事務所からブログに書き込みをしたのですが、とても素敵なメールが来ていたので転載します。

ちょっと心がほわっとして皆様にご紹介したくなりました。

先日お世話になっている会社の若い子たちを大阪のある料理屋さんに接待させてもらいました。そこは私にとって思いで深い料理屋さんでした。

その料理屋さんは、まだこの仕事につく前の仕事で得意先であった社長の方に私がつれて行ってもらったことがある店でした。

まだ社会人になりたてのころ、右も左もわからない状態で、失敗も多く、当時のお客様にはたくさんのご迷惑をおかけもしていました。お客様と良い関係を作ることもできず、思い悩みそして落ち込んでいたことが多かった日々でした。

そんなある日、ちょっとしたことでその社長の仕事のお役にたつことができました。

そのとき 「土居、食事をごちそうしてやろう!」といって連れて行ってもらった料理屋さんが、その店でした。

今の年になって思い返してみれば、本当にたいしたことではありません。まったくもって恥ずかしい限りです。

そんな私の浅い仕事とは反して、その料理屋さんの料理はすばらしく美味しいお店であったことが、強く記憶に残っていました。

「この店に自分の金でこれるようになったらぼくも一人前だ。そうなれるようにがんばろう。そしていつか自分も、この社長のように自分が世話になった人は、招待できるようになろう。」当時そう思いまいした。

それから15年経過し、その料理屋さんに今お世話になっている会社の若い方をご招待できました。

その料理屋さんのお店の味は、15年前と変わらないすばらしい味でした。その料理を楽しみ、話をしていると、思わず涙がこぼれ落ちそうになりました。一挙にそのころの記憶が、思い出されてきたからです。

とうとう若い人と一緒に酒を飲んでいると泣いてしまう年になったかと考えると恥ずかしいので、必死で涙をこらえてはいましたが。

私は「美味しいもの」には、人に対してそういう「なにか」を感じていただけるものがあると信じています。だから「美味しい」ということはすばらしいことなのだと思います。どんな人でも美味しいものを楽しんでいるときは、幸せな顔をしているものです。

今年もまた一年が終わろうとしています。

来年2008年も会員さまに、美味しいということはもちろんですがそれとともにお送りした会員さまに「なにか」を感じていただけるようなコーヒーをお送りできるよう、スタッフ一同さらに腕をみがき、精進してまいりたいと考えております。 土居陽介 拝

偶然 HP上で見つけたコーヒー屋さんでとてもおいしいのです。愛飲しています。こまめにコーヒーのあれやこれや知識や情報を送って来られ今日は皆様にもご紹介します。

http://www.doicoffee.com/ 


新年に期待

2007-12-29 13:47:06 | 外出介助

年末も押し迫り残すところ後二日になってしまいました。

皆様新年を迎えるのに、日頃目をつぶっていたことや、また片付けなどに忙しい日々を過ごしておられることでしょう。

私は、年最後の締めくくりに事務所に来ています。今年多くの皆様との出会いがありました。また多くの皆様の善意と支えがありましたこと心から感謝申し上げます。

毎日にの生活で見落としたり忙しさに言い訳をしながら過ごしてきたことが多く、夢で悩ませられたりしています。

私は直情的と自分のことを思っているのですが、そのことで皆様に失望やご迷惑をかけたかもしれないとこの期に及び案じています。もしそのような方が居られましたら未熟者の私と理解しお許しのほど願います。

懺悔は切り上げ、新しい年にっ向かって高齢者外出介助の会が活動を豊かに進めることができますっよう御支援下さい。

来年度は、ボランティアの募集を隔月にでも講座で始めようと考えています。設立後十数年の歴史を刻んできたのは喜ばしいことなのですが、ボランティアも高齢化し若い皆さんの力が欲しいのです。お年寄りと付き合うことは、究極皆様の人生の幅を広げ出会いが喜びになり、困難を高齢者の皆さんの生きる姿で乗り切る力が与えられます。

高齢者と付き合うことは私たちのエネルギーを奪われるばかりと思う方も居られるでしょうが決してそのようなことはありません。私たちが生きる勇気や力、知恵に触れられますから素晴らしいです。

どうか、来年こそ何かをしようと考えておられる皆様、高齢者外出介助の会に来てみてください。充実した時のなかに喜びも与えられることでしょう。

では良いお年をお迎え下さい。


クリスマス

2007-12-25 00:07:51 | 暮らし

今日はクリスマスコンサートに私の教会に行っていました。

クリスマスは本来イエスキリストが生まれられた日。それをお祝いする日ということですが、日本人にはケーキとご馳走とプレゼントのことと思われていないでしょうか。

日本では八百万の神さまと言いますが、八百万の神さまではリーダーが居ませんよ。願い事をしても聞いていただけるか不安にならないでしょうか。だから、あちこち回って一杯神様にお願いしませんか?本当の神様が居られます。神様の神様です。本当の神様。その神様のことをクリスマスには思っていただくと嬉しいのですが。

森祐理さん、クリスチャンでNHKの歌のお姉さんをされていたそうですが、阪神淡路大震災で就職の決まっていた弟さんをなくされ悲しみの穴が胸にぽっかり開きました。だけど、それでたくさんの人の悲しみを聞けるようになったと語られ、能登など日本国内は勿論、最近は災害を受けた国外にも出かけられているそうです。

エチオピアに行かれた話しを聞きました。子供たちは「医者になりたい」「先生になりたい」これしかなかったけれど、彼らが知っているのがこれしかないということでした。

本当はもっと他にあると教えてもらった。「なんと思われますか?」大人になりたいだそうです。子供で4歳まで成長する人。10歳までと、大人になることが難しい社会に住んでいると語られ、私たちがまだまだ想像できない、社会や厳しい環境があるのだと改めて思わされ、このところうに居る自分を思い神様に感謝したクリスマスでした。


いのちをまもる智恵

2007-12-20 20:19:35 | 暮らし

12月19日「減災Cafe in 上町台地」参加しました。

日本は地震国と誰もが知っています。諸外国よりやはり多いのでしょう。プラス台風に火災、水害ですから災害から逃れるすべを身につけることはたいせつです。

全国の被災地を訪れ聞き取り調査をされ報告書では、語られた方の思い、また聞いた者の思いが伝わらないと「いのちをまもる智恵」という本にして著され、関わった皆さんの思いを聞き、語り合う催しでした。

話を聞きながら、配られた本を見ながら、空堀のお年寄りと本の内容などサロンで話し合ったら災害に対して一人一人備えができるのではと思いました。発言の機会を与えてくださったので、そのことを話しましたら、数冊いただけることになりました。

皆さん、サロンで「いのちをまもる智恵」を手にとって見てください。読みやすい内容です。また近隣のつながりや助け合いが日頃からある空堀だから、この本の訴えていることがイザと言うときに思いがけない力になり生かされことでしょう。


からほり新聞

2007-12-19 11:24:19 | 暮らし

からほり新聞をこのHPでごらん頂いたことがあるでしょうか?

http://www9.ocn.ne.jp/~ode-kake/karahorishinbunpage.htm

2000年10月にからほり商店街に高齢者外出介助の会の拠点を移し、商店街振興会理事長と話していたとき「最近商店街に来る方が多くなり路地まで入っていかれるし、ごみが増えたと住んでる人からは苦情があり、入って来ないように通行禁止にして言いはりますねん。」

2002年商店街に来る人も、住んでいる人も同じテーブルに着き話し合えたら、分かりあえたらトラブルも解消できるのにと、どちらにも共感できる私たちの会で地域新聞を発行すればと始めました。

5年たってケラ子の無能とメンバーの思いが少しづつずれてきたのか最近は集まりが悪く悩みの編集会議になっています。

介助にしても、また他の催しにしてもボランティアと参加者が楽しくなければいいものにならないが持論で、発行休止にしようかと悩んでいます。からほり新聞を話題にたくさんの皆様とつながり、情報もいただけるようになってきたところです。継続に向け知恵があればと願う昨今です。

これを読で、やってみようと思われる皆様居られませんでしょうか?

年の暮れ、今年1回しか発行できず、頂いた原稿を持ちながら気の重い、悩みの多いケラ子です。(今年最後のつぶやきです)