高齢者外出介助の会

さあみんなで出かけましょう!

2017-11-18 07:34:08 | からほりさろん


昨日は12月に転居される94歳の方が「布が一杯あるので取りに来て。あんたが必要と思うものを見てくれたら後はほっていく」声が掛かりました。
約束の時間に伺いました。腰が曲がって体を二つ折りに布がある部屋に案内してくださって、一つ一つ布の歴史を話して、なかなか作業が進みません。
家が古くなり寝ていた部屋の屋根が落ち雨漏りが激しくなったそうで、地主がその土地を売ってしまい、空堀で探したけど無く、また高齢の一人住まいは更になくて、仕方なく息子さんのおられる尼崎に転居されるらしい。
空堀は30年前に亡くなったご主人が、からほりさろんのある向かいで生まれてそこに嫁に来たのでずっと住んでいたい。ここで終われたらよかったのに。布を見ていて話を聞くと、布に歴史がありどれもいとうしく捨てがたい気持ちに。聞く私がそうなんだから、語るKMさんはもっと思いがつよでしょう。それでも新しい生活に向かう覚悟で捨てることにされた決断に複雑な気持ちを感じながら、私も決断をした時間でした。すべてに、感謝です。

もやもや

2017-11-08 07:18:42 | 暮らし

なんかもやもや。

政治も高齢者の暮らしも

毎日穏やかに暮らせ必要なものは適当にあり、庶民の暮らしが続いていくそんな社会で有れば私は満足。それが、外国にお金をばらまき、庶民の暮らしは日に日に締め上げられていくような予感と現実で不安が倍増。これでいいのかな~。国の舵を取る方の目がどこに向けられているかが問題と。

高齢者の暮らしは究極の所、生き方の総決算のような気が最近するのです。
暮らしに限れば、頑張ってきた方は経済的には恵まれておられます。またつましくコツコツ暮らした方もそれなりの平和を手にされているように見えます。
しかし、暮らしに変化が起きることで出会う皆さんにどうかかわればと悩んでいます。

お一人は、この前認知症の山を一つ越えたと思った瞬間がありました。一人暮らしで身近に親戚もない方です。私たちが支えても365日はできません。支援につなげたらまた別の不安があり、本人は認知症なんてたぶん思ってもおられない。この自信は大事にしたい。でも金銭面が心配で、悩む~。

もうお一人はこの前から衣類の引き取りを希望されている方。83歳でしっかりされているのですが、引っ越しは荷が重いです。そのうえ衣類が山ほどあり、片づけてもいつ終わるかぐらい一杯。希望は「どっかで生かしてほしい」それで悩んでいます。業者に言えばザーと片付くのでしょうが。気持ちに寄り添うと希望を生かせる方向にしたいのだけど、時間が足りないのです。昨日、とにかく少し安心できる業者さんを紹介していただき、今日話に行こうかとうじうじしています。

どうすべえーー。