高齢者外出介助の会

さあみんなで出かけましょう!

人形つくり

2008-07-24 19:57:17 | 暮らし

人形作りに夢中になっています。

最近のことですが、さろんで人形を作ろうということで会員が先生です。彼女は長い製作歴の持ち主です。

習ってよかったとしみじみ思っています。なぜなら、これで老後の楽しみが増えたことです。

子育て真っ最中の時、子供達の服を手作りしていましたが、これほど楽しくはありませんでした。

顔さえ作ればもう作りながら、話しかけられるのです。目がついてなくてもどんな顔になるだろうと嬉しくなりますし、もう話のできる雰囲気で、会話をしながら手をつけ足をつけます。

勿論服を作り着せるのも楽しい作業です。

サロンに来られているEさんが「私も作る」と挑戦されていますが、素敵な笑顔で話しながら作ってられるのです。笑顔を見ている私たちも嬉しいのです。こんなささやかなことですが、手を動かし、口を動かし人と人形とも楽しみながらやさしい時間が流れています。

皆さんも木曜日参加されませんか。意外に簡単に作れます。


再び駅ボランティア

2008-07-18 18:08:45 | 外出介助

今日は森之宮駅で駅ボランティアに参加しました。

この駅は大きな病院が沢山あり、大阪城と言う観光の目玉もある駅です。どんな係わり方をしようかと考え、改札から出る人たちに目をむけました。

杖を持った男性が改札を通っていかれ、気になって追いかけました。やはり足が悪いことが分かりエレーベーターでホームまで案内しました。その間、何故出かけるか目的など話てくださいました。

次は、外国のご夫婦らしき方が「大阪キャスル?」出口をお教えしました。

数回の案内などしましたが、見ると高齢のご夫婦のようだったので声を掛けると兄弟で弟が富山から元気なうちにと大阪のお姉さんを訪ねてこられ、大阪らしいところうと天神さんに行くとのこと。弟さんが大汗と涙で忙しく顔を拭かれるのです。脳梗塞の発作を2回起こして弱気になっておられるとのことでした。「大阪の人は親切や。ありがとう」と電車に乗っていかれました。

駅うを出た所の様子を見ておこうとあちこち上がってみましたら、①出口には大阪城野外音楽堂方面の案内がありましたが、人が見当たらず、若い女性がうろうろとされているのです。声をかけたらJR森ノ宮駅を聞かれ、案内板があればと思いました。それで言うと案内板が有ればいいところうがいくらか有りました。

もう一つ気が付いたのは杖を付いた方は足元が気になって天井に掛けてある案内板に目がいかないのです。エレーベーターの表示など目線の中には入りません。これも改善を希望したいです。出来れば通路に表示などあればいいなー。

また、夏休みに入ったのか観光客が多く大阪城など英語での案内パンフレットがあればと思わされました。

駅には様々な人が行きかい、その駅特有の顔のあることも見えてきます。利用しやすく親しみ易い駅を目指して交通局は駅ボランティア活動を始めようと計画段階ですが、皆さんの近くの駅でここにあればという情報もお寄せ下さい。


暮らしを考える

2008-07-15 11:03:18 | 暮らし

事務所に置き薬の営業マンがやって来た。

営業で来られても私達の会は何一つ応えることが出来ないのでお引取り願うことが多い。

今回もNPOでしている団体なのでと断りを入れたが、お嫁さんの母親が、H市で街角デーをしていると話しかけられ話を聞くことになった。

かれは大阪市の敷津浦学園に10年勤務していた人で、次期を聞き漏らしたが職員として勤務しても昇給がかなわずとも稼ぎをしても苦しい将来を提示されやめたこと。

ここで一度違った世界で仕事をしてみようと思い、自分の好きなことを思い起し話が好き。車の運転が好き。そして選んだのが生協だった。「すぐ仕事につけて良かった」とお嫁さんも喜んでくれた。

ところうが、配属されたのが個配でした。一日60軒を回り、積み込みは3時間かかり一人でしなければならなかったそうです。休む間やご飯を食べる時間も無く、乗ったままパンをかじり、トイレに行く間もない。毎日へとへとになって帰りお嫁さんも「やめてもいい」というほどの疲労の蓄積だった。それで今、話すのが好きなので薬の営業についたと。

聞いていると今の若い人たちの、将来が見えない生活の苦しさを思わされたのです。哀しいことに今の日本でこの方の話の方向に流されているのを見聞しています。

若い方が生き生きと暮らせる社会でなければ国の将来が危うくなると思うのです。そしてお年よりも又平安な暮らしの中で処遇され、始めて若者の暮らしの行き着く先に豊かな暮らしが見え、生きる本当の力になるのではないでしょうか。

彼の訪問でもっとも身近な私達の暮らしが描けない。壊されていく暮らしを思わされ、むなしい応援者でしかない無力をも哀しく思います。


またもや怒り

2008-07-09 20:48:01 | 外出介助

昨日、今日と怒りの炎でした。

昨日の怒りの原因は外出を依頼するのにボランティアの年令を聞き50歳代の人と数日前に電話があったのです。依頼の目的が私が聞かなかったのではっきりと分からなかったのですが、昨日同じ人から電話があったので、意味を尋ねると「そんなこと言ってない」

以前から、時々「女の人に来てほしい」と、特に女性でなければという理由が無いのに言われることがあり、昔聞いた”ステッキガール”と勘違いしてませんかと私は不愉快になります。

介助お断りと伝えましたら「理由を文章にして出して来い」と。乱暴な言葉で、聞いているのがいやになり、無言で聞くうちに切れてホッとしたのです。

今日は施設から「入所者に説明に来てほしい」というのですが、本人の意向が見えず「とりあえず説明に来て」といわれているようで、私たちの会は、直接利用したいと思った人からであれば、説明に伺いもし、不成立でも、本人の意思ですから殊更気にはしていないのです。

しかし、相手が施設ならば私は具体的でなければ動く気にはなれないのです。人手がまったくないわけではないし、入所者の希望に沿えば何とか対応できると思うからです。施設のこまのように気軽に、扱われたら、資金の無い会はひとたまりもありません。

もう一つは、今日歌舞伎座に同行してと娘さんからの依頼でしたが、幕間の食事で意見が合わず「私たちはあなたの思いどうりに動かねばなら無いのですか。私たちは一緒に行くお母さんの思いを一番に受け取って動くので」と、あまりの過干渉、押し付けにいやになりました。

いわく、ずっと掛かっていて、認知症も治した症例のあるお医者さんで、相談をしながらしているから、そんな仕方は駄目みたいに、自分と先生が大事なのではと思うような話。

私たちは現場で出会う”その方”が大事で顔色や表情、行動に気を配りながらことさら認知症に注目しないで「物忘れのひどい方」と自然な関係づくりをしています。

家族は実際に見ないで、思い込みだけで指示されると違和感があり、気持ちがついていきません。結局、会員に無駄足を踏ませたようになりましたが、言われるままに動くことを引き受ければ、現場のボランティアが一番困るのです。

電話で時々「吠える」ように自分では落ち込むのですが、ボランティアもまた利用者さんも守るためには仕方がない立場だと、力なく自分を納得させています。


ケラ子の悩み

2008-07-03 22:24:45 | 暮らし

ケラ子です。

ブログなかなか書けないのです。理由は6月に総会を開きましたが、理事長が決まらずにケラ子が引き受けたのです。

この会の主力は主婦が中心になって進めてきた経緯があります。皆さん「楽しくボランティアをしたい。」だけなのが問題なのです。

NPO団体になる時悩みました。任意団体と違って、運営上ものものしい名前に、立ち上げたケラ子も戸惑いがありました。

代表になると、「理事長」言うなら、頑張ってられた会員が「そんなん回ってくるなら会員を辞める」としり込みをされそうな不安がありました。こんなことになれば、理事長のなり手が無く会の存続に問題を残しかねません。それで、無理にお願いをし太田理事長に引き受けていただいたのです。

5年の約束は瞬く間に過ぎ悩みに悩み、新しい理事長が見つかるまでケラ子で行くと総会で決定したのですが、ケラ子が決断が出来なくて・・・・・悩んでいました。

仕事は日々進んでいきます。個人の考えや思いとは距離があります。しかし、会の歩みは留めることは出来ません。泣き言を言う時間も無くせきたてられています。

ご家族が案じられ認知症の婦人がサロンに通ってこられていますが、普段話しに来られている皆さんが、気がつけばボランティアとなって話し相手に。「こんなサロンにしたい」と望んでいた方向に前進しています。

介護保険では手を差し伸べられない分野で高齢者外出介助の会は頑張っています。

これを読んで下さっている皆様、悩みの深いケラ子ですがご支援、ご協力ください。